2013年 09月 05日
木曜サイエンスサロン
今日、前期最後の「木曜サイエンスサロン」がありました。
神戸常盤大学の栗岡誠司先生を講師にお招きし、化学の不思議で楽しいマジック(と言ってもちゃんとタネはあります)を紹介していただきました。
まずは、胸元から取り出した「油とり紙」(これがすでに怪しい)
ライターで火をつけると、あっという間に燃え上がり、跡形もなく消えてしまいました。
う~ん?
2種類の「午後の紅茶」(これも怪しい)にCCレモンのキャンディを入れ、振ると
あーら不思議。紅茶色のままのものと、透明になってしまうのに分かれました。これは、イソジンうがい薬を水で薄め「午後の紅茶」の色に似せた液体の中にキャンディを入れることでビタミンCの抗酸化作用による、酸化と還元によるものです。
う~ん
ハーブティーのマローブルーにレモンを垂らすと
ややっ!
徐々に赤くなっていきました。
これは、リトマス試験紙と同じ働きですが、見せ方を変えると、不思議なマジックショーに変わりました。
化学の実験は、実験室にあるものだけでできるのではなく、身の回りのものでもできますよ。と言われていました。
化学=薬品=危なっかしい、難しい という感じがあるのですが、今日は、楽しく化学を身近に感じることができました。
木曜サイエンスサロンは、その道の専門家を講師にお招きし、お話を伺ったたり、体験を通して科学に親しんでいただく講座です。もう間もなく後期の募集も始まりますので、是非応募してください。
興味深い講座になると思っています。