2014年 03月 05日
2階の模様替え
まず、壁面のきのこが『春に播磨で見られるきのこ』に替わりました。
展示しているきのこは
ニガクリタケ キイロスッポンタケ トガリアミガサタケ ハタケシメジ ウラスジチャワンタケ マツオウジ シロキツネノサカズキモドキ ベニヤマタケ ハマシメジ アミガサタケ ヒトクチタケ ショウロ
です。
先ほども若いお母さんが、興味深げにご覧になっていました。
「これ、本物ですよ」
と話すと大変驚かれ、
「昆虫だったら、針でさしてできるのわかるんですけど、きのこはどうやってつくるんですか?」
「フリーズドライと同じやり方でつくるんですよ」
そのことにも驚かれていました。
暖かくなって、外に出る機会が多くなり、ちょっと野原に出かけてみましょう。
春のきのこに出会えるかもしれませんよ。
(きのこは、「キノコ」でなく、ひらがなで書くようです、上の文も直されました ^^;)
もう一つ、ミニ展示が『アカエリトリバネアゲハ属の多様性』に替わりました。
トリバネアゲハ類のアカエリトリバネアゲハは、長い前翅にシダの葉に似た鮮やかな緑の模様があり、頭と胸の間に赤い襟巻きを巻いたような美しいチョウです。メスは、オスに比べて模様の緑色が薄く、あまり目立たない色合いです。形や模様はよく似ているのに色合いは対照的です。これは、なぜかというとオスはメスに求愛するために目立ち、メスは産卵のために目立たないほうがいいからです。
上手く表現できませんし、写真でもその美しさが伝えられません。
とても美しいアカエリトリバネアゲハの標本を是非ご覧ください。