2014年 07月 30日
杉原先生、錯覚美術館にご来館!
新しい姫路城の作品は、こんな感じです。
手前の丸い穴から中をのぞくと
「おや?門の向こうは、石垣になっていて、行き止まりだ」
ところが、本当は・・・
11時からは、ワークショップで『なんでも吸引4方向すべり台』を作りました。
「なんでこんなに柱が斜めになっとんやろ?」
と思いながら、黙々と作りました。
さて、この不思議なすべり台。中央が高くなっていますね。
では、ボールを転がしてみましょう(連続写真です)
おや?ボールが坂を登り中央で止まりました。
頭では『ふむ、ふむ』とわかっているのですが、いざ、片目で物を見ると
「なんで!」
と、声がでてしまいますね。
この錯覚作品を作るのに、計算式で解いていくそうです。
杉原先生のお話を伺うと「脳は直角が好き!」と言われました。柱は、まっすぐ立っていると錯覚しているとも言われました。
私は、話を伺いながら、特に日本人は、直角の生活に慣れているのかなと思いました。日本家屋を思うと四角で囲まれていることに気づきます。玄関も襖もドアも・・・
四角の経験値が高いため、ますます立体錯覚の罠にかかるのかもしれません。
私が、とても驚いた作品のひとつが、これ
みなさんも、錯覚の罠にかかってみませんか