2014年 12月 26日
あれこれと 思いめぐらし 年の暮れ
1年を振り返ると、自然災害が多く、自然の力を強く感じた印象があります。
3月には、愛媛で地震が起きました。
8月には、各地で豪雨による被害があり、兵庫県でも被害がでました。特に広島の土砂災害では大きな被害が出て、今でも傷あとが深く残っています。
9月には、御嶽山が噴き多くの登山者が犠牲になりました。
11月は、長野の地震・・・
一方で、若田さんが船長として帰還したり、iPS細胞の移植手術が行われたり、青色LEDの研究がノーベル物理学賞を受賞するなど快挙に沸いた年でもありました。
すっかり、忘れている出来事もありますが、『何があったかな』と新聞の切り抜きファイルを繰ってみると、「そうそう!」と思い出します。
科学館にとっての1年は、ちょっと厳しい年でありました。昨年は色々なことが重なり、入館者数が前年の約1.5倍になりましたが、今年は、昨年に比べ減っています。いつも、右肩あがりで増えるばかりではないとわかってはいても、足らない点は何か反省しなければいけないなと思います。
『本当にお客様に喜んでいただける事業に心底取り組んだだろうか?』『新しい事業にチャレンジしただろうか?』と。
来年は「未(羊)」年。動物園の方にお聞きすると、羊は大変おとなしく、飼育しやすい動物のようです。唯一、毛を刈らないと伸びる一方で体温が上がりすぎてしまう点が気をつけるところらしいです。
「羊」の入った言葉では「羊頭狗肉」のようにあまりいい意味に使われないことが多いようですが、「未」のようにこれから伸びていく可能性がある年と解釈したいですね。
今年“うま(馬)”くいかなかったところは、来年うまくいく“よう(羊)”真摯に向き合いたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。