今日、1月17日は、私たちが経験した未曾有の大災害、阪神淡路大震災で、自然の驚異を目の当たりにするとともに、多くの尊いいのちを失った日~あれから、23年の月日が流れました。
月日の流れるなかで、今年は、「伝える」がテーマとなっていますね。
決して、風化させてはならない・・・忘れてはならない・・・
体験した人とそうでないひと・・・
そして、やがては、伝え聞いた人から新たな世代へと語り継いでいかなければならない・・・
いのちの尊さや、私たちは、大自然というフィールドの上に立って今を生きているということを・・・
さて、「伝える」ということは・・・
震災、防災のみならず、すべてに共通しているテーマだと思います。
数日前、地域の方とお話をするなかで、こんな話題になりました。
「昔は、ここに、こんなものがあって~よく○○したものです。」
「もともとは、こういういわれがあって、こんなことが行われていたんですよ。」
などなど・・・
「へぇ~、そうなんだぁ・・・」
そんな、新たな発見も、い~っぱいありました。感動です!!
そして・・・
「そういったことを語り継いでいかないと、どんどん、大切なことが消えていったり、うすれていったりしてしまいますよね。いくら、よい資料が残っていても、すばらしいものがあっても・・・やっぱり、それを伝えていくのは”ひと”。”ひと”がつながるってことが大切ですよね。」
そんな話題で、楽しく充実したひとときを過ごすことができました。
そういう意味では・・・
今開催している(1月21日が最終です。)の「お正月遊びの科学展」や「新春植物展」も、ものや植物の間に、人が介在して、伝え、伝えられてきたものです。だから、お正月遊びや昔遊びは「伝承遊び」と言われたりすることもありますよね。
また、本日(1月17日)からスタートしたプラネタリウム全天映画「星空は時を越えて」・・・
江戸の時代から、現在に至るまで・・・
多くの人が、星空に想いを馳せて見上げたり、研究したり・・・そして、その想いや研究成果をつないで今がある・・・
そんな、壮大な”ひと”の想いやつながりを感じながら、いろいろなことをつないで体験してみるのもいいですね。
プラネタリウムでは、全天映画以外のプログラムもありますので、あらかじめ、ホームページ等でい時間をご確認のうえ、ご来館ください。