棉の達人

サイエンスエキスパート講座 『棉の達人』

3回シリーズで行う、サイエンスエキスパート講座の一つ『棉の達人』の3回目が本日行われました。
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5月12日の第1回目「棉を育てる」では、棉のお話と植え方・観察のポイントを聞き、9月29日の第2回目「棉を紡ぐ」では、家で育てたコットンボールを持ってきて紡ぎ、11月30日の第3回目「綿を織る」では、前回紡いだ糸を織っていきました。
様子を見に講義室の前まで行くと静かなんですね。
「あれっ?場所を変えたのかな?」
と思いながら、ドアをあけるとみんな一心不乱に織っているんですね。
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「同じ事繰り返したらええんやね?」
「そうやで」
講師の澤田さんと楽しくやりとりしながら、受講生と保護者30人ほどが手を動かしていました。以前は、「染める」ところまでしたこともありましたが、今回は、「織る」で一応終わりになりました。

終了後、館長室で色々とお話を伺い勉強になりました。
財政難の姫路藩を救った綿の話、綿をこれから広めていきたい話、子どもたちにも伝えたい話などなど。自分の育てた棉で最終的にTシャツができたらいいですね。そんな夢のある話をいっぱいしました。

by himeji-science | 2013-11-30 16:06 | イベント

天文の達人

サイエンスエキスパート講座

科学館では、サイエンスエキスパート講座を開設しています。これは、様々なジャンルで「より専門的」な学びができる講座で、今まで「岩石の達人」「綿の達人」「ロボットの達人」「物理の達人」「化学の達人」をやってきました。(それぞれ3回シリーズなので、まだ続いている講座もあります)
11月23日には、その中の「天文の達人」がありました。
第1回目は、望遠鏡の使い方のマスターです。
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みなさん熱心に取り組まれていました。
講師の方の話しをよく聞いて、手際よくできるようになりました。
次回は、月の写真を撮ります。
今年は、彗星が話題で、12月に入ると「アイソン彗星」が再び見えるようですね。練習をつんで、是非、バッチリの写真を撮ってほしいものです。
このエキスパート講座は、事前申し込みが必要になり、すでに講座が始まっているので、残念ながら、途中からの参加ができません。
来年度も計画しますので、是非、ご参加ください。

by himeji-science | 2013-11-26 12:23 | イベント

ゴム・ワン グランプリ 第15回大会

 今日10時から、姫路駅西自由通路を使い、『ゴム・ワン グランプリ 第15回大会』が開かれました。出場選手、保護者の方、一般の方約150人ほど集まり、賑やかに開催されました。
 この大会は、個人の部で、ベーシック部門とフリースタイル部門にわかれ、2回の試走で遠くまで走った距離を競います。団体の部では、学校ごとに5人1チームで、合計距離を競います。
 団体部門には、青山小A、Bチーム、旭陽小A、Bチーム、川西小チーム、白鷺小チーム、飾磨小チーム、八幡小チーム、加古川小チーム、糸引小チームの参加がありました。
マシンの色々です。
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どれもよく走りそうでしょう!かっこいいでしょう!
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スタート直前の緊張です。

 個人戦は、自分のマシンの調整や自分の記録への挑戦になりますが、団体戦は、5人の合計距離なので、わずかなミスが合計距離に影響します。


「もっと走れ」「止まるな!」という叫び声が聞こえてきそうです。祈りが通じたか!


団体部門


 1位 糸引小学校 82m13(5人の合計距離)


 2位 白鷺小学校 64m47


 3位 青山小学校B 60m23
でした。

 他の人のよく走るマシンを見て改良していくことが、学習だと思います。タイヤの大きさはどうか、車体の軽さはどうか、前輪駆動か後輪駆動か、ゴムの巻き方はどうか・・・
 団体戦で優勝した糸引小チームは、1回目の合計距離では2位の60.93mだったんです。それが、2回目では、全員記録を伸ばし、5人の合計で21.2mも伸びているんですよ。見事な大逆転でした。
他のチームも次回リベンジしてくださいね。

by himeji-science | 2013-11-23 16:09 | イベント

児童生徒科学作品展 作品紹介(5)

児童生徒科学作品展 作品紹介(5)

今回は、金賞作品の最後、『紫外線の研究』です。

きっかけは、6年生の時に読んだ、オゾン層の破壊によって紫外線が強くなっているという記事でした。その記事を読み、紫外線を測定し、紫外線からどのように身を守り、逆に上手くつきあうかを研究しています。
まず、バナナを使って、紫外線による影響を調べています。様々な実験を通して、バナナの皮を茶褐色にしたのは紫外線であると結論づけています。
また、紫外線が強くなるのはいつかを時間帯、場所、天気の違いで調べています。
さらに、人体に及ぼす影響では、自らの身体を使い実験しているんですよ。なんと、肌の色による違いの実験では、家族の協力を得て涙ぐましい実験しているんですよ。みんながんばってますね。

では、どのように紫外線から身を守ることができるのか?を衣服やクリームが有効か検証しています。
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課題をもって、2年続けて検証実験を行なっています。
豊富なデータをとり、データに裏付けられた考察など、さすが、中学3年生の検証実験は、実に細やかです。

いよいよ、この児童科学作品展『調査研究の部』も今週の24日(日)までとなりました。
子どもたちより、大人の方が熱心にご覧になっている姿をよく見かけます。
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まだ、ご覧になっていない方、子どもたちの力作をごらんください。
子どもだと思って侮ってはいけません。

by himeji-science | 2013-11-22 18:32 | 館内案内

児童生徒科学作品展 作品紹介(4)

児童生徒科学作品展 作品紹介(4)

今回紹介するのは、『ダンゴムシのふしぎ』です。

研究のきっかけは、テレビ番組でやっていたダンゴムシにある『交替制転向反応』に疑問をもつことから始まっています。(交替制転向反応とは、ダンゴムシに見られる行動で、左右に動くことで、天敵から身を守る行動のことです)
まず、ダンゴムシをたくさん集めます。積み木で道を作り、交替制転向反応がみられるかどうかやってみました。思うような結果が得られなかったことから、今度は「道が広すぎたのか?」と積み木の道に修正を加えるんですね。

修正して実験すると、予想通りの結果になりました。
次に「本当に覚えているかどうか」確かめる実験では、次の曲がり角までの距離を長くしたんですね(な~るほど)。予想は、「そんなに長い距離は覚えていない」でした。
やっぱり、いたずら心があるんですよね。(^^)
予想通り!
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最後に色の違いで交替制転向反応がみられるかどうかも調べています。

実験の最中に思わぬおまけがあったんですよ。
それは、実験中、手のひらでダンゴムシが赤ちゃんを産んだことです。
ゴマみたいな小さな赤ちゃんに、大歓声をあげていました。
長時間、実験や調査をしていると、思わぬおまけがついてくるものなんですね。

by himeji-science | 2013-11-21 14:57 | 館内案内

児童生徒科学作品展 作品紹介(3)

児童生徒科学作品展 作品紹介(3)

「クモってどうして巣にひっかからないの!?」を紹介しましょう。


もともと、昆虫に興味があり、庭や畑で虫を観察するのが好きなんです。その時、巣にひっかかったチョウを見て、クモの脚はひっかからないか疑問をもったようです。
巣をはるクモは、アメンボのように水の上を歩く。浮くということは、体のどこかから油のようなものが出ているのでは、と考えたのです。
クモの脚を洗剤で洗ってみました。(大変ですよね。だって、あんな小さなクモですよ。クモも嫌がって逃げたと思いますね)
結果、巣をはるクモは、脚の先から油を出していることがわかりました。
面白いのは、代わりに別の油をつけてみているところです。それも、ゴマ油やサラダ油です。
最後に、クモの脱皮殻を見つけ、「次回はクモの脱皮について調べてみたい」「やっぱり生き物はおもしろい!」でしめくくっています。次につながる研究ですね。
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次に、「イソギンチャクの七変化」を紹介しましょう。
姫路の福泊海岸で採集したイソギンチャクを飼育し、秘密を解き明かしていきます。
随分と苦労があったようですね。
まず、イソギンチャクが簡単に採れない。つぶれてしまうので苦労したようです。
①一週間の記録をとっています。魚肉ソーセージを割り箸で与え、大切に育てています。
②イソギンチャクの戦いを時間を追って、詳しく記録をとっています。読んでいるだけで、戦いの様子が浮かびます
③動くイソギンチャクの様子も丁寧に記録がとられていました。
まとめの中で、本当に苦労した様子が書かれています。図書館に何度も通ったり、潮汐表の見方を間違えたり、海におちたり・・・
でも、「静」の生物と思っていたのが、実は活発に活動する生き物であることがわかりました。
期待通りの結果にならず、もどかしい思いをしたり、調べたことが関係しあっていることがわかり、ドキドキした、という言葉を読むと、くじけそうになってもがんばった甲斐があったなと思います。
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by himeji-science | 2013-11-17 11:07 | 館内案内

児童生徒科学作品展 作品紹介(2)

今回は、『葉状地衣の分布と生育から考察した姫路城周辺の空気の汚れ』です。

 動機は、姫路城周辺には、多くの種類の樹木、生き物が生息しているが、本当に素晴らしい環境といえるのか?と問いかけることからスタートしています。
 葉状地衣類を調べることで、空気の汚れを調べているのですが、きっちりとして調査表を作成し、調査地点ごとに数値で比較しているんですね。本当に大変だったと思うのは、その地点、その地点にある樹木を全部調べ、葉状地衣があるかないかを調べていることです。その数にびっくりです。
 夏の暑さにくじけそうになりながら、膨大な数を調査しているんですね。
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まとめの中の「本当にそうかな?」と疑問をもつことが、研究を進めていく上で、大切であることを教えられました。

by himeji-science | 2013-11-09 15:38 | 館内案内

兵庫県学生児童発明くふう展

兵庫県学生児童発明くふう展 表彰式
11月4日(月)に神戸市立青少年科学館で表彰式が行われました。10月24日の審査を経て、優秀作品が決まり、作品展示と表彰式があわせておこなわれました。
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展示を見ると、今までに見たことがない作品もたくさんあり、大変刺激を受けました。毎年、ここで展示されているので(展示期間が短いのでちょっと行きにくいかもしれません)、行ってみてはいかがでしょう。

by himeji-science | 2013-11-08 15:55 | イベント

児童生徒科学作品展 作品紹介(1)

現在開催中の『姫路市児童生徒科学作品展調査研究の部』の作品を紹介しましょう

金賞の『アリジゴクについて』を少し紹介しましょう。

アリジゴクを調べるきっかけは、科学館の「夏のむし・ムシ大集合」を見て思いついたようです。
観察のところで、巣をつくる様子を細かく観察し、写真と図でわかりやすく解説していました。そして、本で調べて比較、確認していました。
ちょっとした遊び心も必要ですね。いたずらして、①巣に石ころをいれたり、②穴を埋めたり、③筆でコチョコチョ体を触ってみたりしてどういう動きをするか試していました。
巣の作る場所にも着目して、土の種類をかえて「どこが好き?」か実験をしていました。また、粉で巣を作るかの実験では、結果のところに
「予想外ですが、とてもうれしかったです」
と書いてあるんですね。楽しそうに実験をしている様子が目に浮かびます。
さらに、ダンゴムシを餌として、アリジゴクの巣に入れる観察の後、体液が吸い取られたダンゴムシを再び巣に入れると投げ出した様子も書いているんです。
じっくり読むと子供らしい発想で実験を重ねていることがわかります。


『夢前川調べPARTⅡ』を紹介しましょう。

夢前川の上流から順番に川の様子を写真にとり、川底の様子も撮り、生き物とあわせて見ているんですね。また、川の形にも着目して、どこが深いか、どこが削れているかなども調べています。
大雨に後の様子と干上がった時の様子の違いも調べていました。
去年の秋、冬、今年の春、夏と季節ごとの川べりの様子も時間をかけて調べていましたよ。
そして、防災センターや土木事務所に行って説明を聞いて書いているところもすごいと思いました。『PARTⅡ』なので、前回の調査にさらに継続して内容の深いものになっているのです。


多くの方が、じっくりとごらんになっています。
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by himeji-science | 2013-11-03 15:28 | 館内案内

第49回姫路市児童生徒科学作品展 表彰式

調査研究の部 表彰式
 今日、児童生徒科学作品展調査研究の部の表彰式が行われました。音楽会の学校もあり、残念ながら出席できなかった人もありましたが、緊張の中にも誇らしげな表情が見られた表彰式になりました。
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挨拶のあと、賞状とメダルの授与がありました。メダルは、毎年姫路東ロータリークラブからいただいているものです。大きく、ずっしりと重く、頑張った人に授与されるのにふさわしいものだと思います。本当にありがとうございます。授与された人は、来年もがんばってほしいです。

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講評を姫路市中学校教育研究会理科部会長の岩崎由美豊富中学校長よりいただだきました。一つ一つていねいに講評していただきました。

来年もこの場所で会えることを楽しみにして、研究を続けてほしいですね。



by himeji-science | 2013-11-02 15:22 | イベント