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学芸員 煮干解説 緊張感

科学館では、土曜日や日曜日に16時5分から、2階の常設展示室で『自然のおはなし会』を行っています。
身近な自然についての話題を20分程度のお話で紹介するものです。

今日のおはなし会のテーマは『煮干の解剖教室』でした。

先週に、ジュニア学芸員の3人がカメの発表をしてくれました。その後
「次は、ぼくや」
とちょっぴり緊張していたようでした。
今日のおはなし会の直前には、他のジュニア学芸員の仲間が準備を手伝っている姿に、思わず
『がんばれ~』
と思いました。


「煮干の解剖教室」では、一人が解説を、二人がサポートする形で進行しました。
人と魚の共通点を考えながら展開していきました。
小さな煮干をバラバラにした画像を見せながら
「これが心臓で・・・・」
「これが、目で、黒いところが水晶体で・・・」
と説明しましたが、よく砕けずにちゃんと解剖できたなと感心しました。


緊張したと思いますが、自分が調べたことを模型や画像を使い、一生懸命説明してくれました。
大人の方も、フムフムとうなずきながら聞いていただけました。
最後には、
「人と魚の共通点は、背骨があること、筋肉で体を動かしていること、脳で体をコントロールしていること、胃、腸で食べたものをとかし栄養にしていること」
とまとめてくれました。

話が終わってから、解説に使ったかつおのぬいぐるみを楽しそうに広げている親子の姿を見て、関心もってくれたなと思いました。
お疲れ様でした。
人の前で話すことの難しさを感じたかもしれませんね。でも、いい勉強になりました。

余談ですが、こんな模型があるんですね。ぬいぐるみなんですが、本当によくできていて、頭をはずし、体を開くと、ちゃんと背骨や内臓があるんですよ。びっくりです。
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「にんべん」って、かつお節のメーカーですよね ()





by himeji-science | 2015-05-31 17:10 | 館内案内

夏きのこ 2階展示を 模様替え

臨時休館日を利用して、2階常設展示室の模様替えを行いました。
きのこのコーナーを『夏の播磨で見られる きのこ』にしまた。
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展示したのは次のきのこです。
ニオイコベニタケ  ハイカグラテングタケ  ムラサキヤマドリタケ  スミレホコリタケ  タマゴタケ  
ムレオオイチョウタケ  ハマクサギタマゴタケ(仮)  ヘビキノコモドキ  キムバナイグチ  
ヤマドリタケモドキ  ベニイグチ  ミドリニガイグチ

きのこ一つ一つは、本物で、兵庫きのこグループの平山吉澄氏が採集、撮影されたものを展示しています。平山さんには、いつも科学館にご協力いただき感謝の気持ちで一杯です。
きのこの標本は、科学館で職員が時間をかけて、作製したもので、とても素晴らしいものです。一つの標本を作るのに、すごい時間がかかるんですよ。
冷凍したきのこを何日もかけて、乾燥させ、その上に空気中の水分を含まないようにコーティングします。ニスだとテカテカし過ぎるので、本物そっくりに仕上がるように試行錯誤を繰り返し、ようやく完成です。
標本の一つ一つをご覧いただき、その完成度の高さと苦労をわかっていただければうれしいです。
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実際にフィールドで採集する前のきのこの写真も美しいし、標本の周りに落ち葉を置いて本物のように作っているのも美しいですね。
テーブルの上には、それぞれの解説があります。
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科名や属名、かさの大きさ、見られる時期などわかりやすく解説されています。

四季ごとに展示を替えているので、その時その時、科学館に来ていただき、2階の展示をご覧いただければ、ちょっと「きのこ博士」への入り口に立てるのではないでしょうか?

素敵な展示ですので、是非ごらんください (^○^)




by himeji-science | 2015-05-30 15:49 | 館内案内

イベントの 後片付けの 寂しさよ

4月25日から行われていた『わくわくからだ大冒険』が5月25日(月)に終了しました。
最終日は平日にもかかわらず、比較的多くのお客様で賑わいました。運動会の代休が多かったのかもしれませんね。

楽しみながら、自分の体について考えるきっかけになったかもしれません。クイズを一緒に解く親子連れを多く見かけました。GWや土日に多くの方にご来場いただき、科学館全体がにぎやかで、活気あふれる様子を大変うれしく思いました。
会期中に2万人を超えるお客様にお越しいただいたことに感謝いたします。

昨日から撤去作業がはじまり、こんな感じで特別展示室が変わっていきました。
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なんだか、♪祭りの後のさびしさは♪ ていう感じですが・・・

次は、『夏のむし・ムシ大集合3』です。これから、この会場が少しずつ模様替えしていきます。
乞うご期待 =*-*=
楽しみにしてください。


by himeji-science | 2015-05-28 16:48 | イベント

カメ調査 専門家の 指示あおぎ

5月24日(日)に自然系ジュニア学芸員講座が実施されました。

今回は、「和亀保護の会」の西堀先生をお招きし、実習を行いました。

講座生が自主実習レポートを出してくれたので、少し紹介します。

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一人目

しかけたもんどりを引き上げ、測定しました。

今回はいずれも外来種。ミシシッピアカミミガメは、雄1に対して雌6と雌の方が断然多い。そのうち少なくとも2匹は卵をもっていた。

その後、自然のお話会を実施し、感想として「実物のカメがいる事でお客さんの反応がよかった。例え話や雑学はわかりやすくてよかったと思う。」と書いていました。


二人目

もんどりを仕掛けた反省では、「それぞれのチームがどこに罠を仕掛けるのか話し合えず、コミュニケーションが取れていなかったので、積極的に話し合えるように協力する。時間の管理ができていなかったので、各自がスケジュールと照らし合わせて時間の管理を行うようにする。」と挙げています。

カメの講義の後、自分なりの意見を持っています。

都市環境の整備と生物多様性とのバランスについては「お互いに話し合って相違点・問題点を挙げていき、専門家の意見も聞きながら地元住民が主体的になり積極的な地域の交流会や意見交換会を行う。また、普段から地元の人との交流を行って、活動の価値を見出す」という意見をもった。

自然のお話会をする中で、「あまり内容を詰め込みすぎないようにして、お客様の反応を見てうけているのかを確認する。こちら側から一方的にどうするべきかを言うのではなく、お客様自身がどうするべきなのかを考えられるような話題の投げかけをする。ワニガメやカミツキガメの本剥製やクサガメ、アカミミガメ、もんどりなどの実物が多くあったので良かったと思う。」と書いていました。


三人目

講義の感想で、「今回はカメについてだけでなく、自分の良いと思っていることが、相手にとって良いことなのか考えるきっかけになったと思います。また、来週の講座で自分がお話会をすることになったので、少しプレッシャーを感じています。本番で緊張しないように満足のいくマニュアルを作りたいです。」

自然と人の生活の間をとる方法について「カメにとってよいと思い、自然を残せば景観も悪くなり周辺の住民とも対立すると思うし、景観をよくすれば、カメは減ってしまうので、今のぼくの考えでは結果は出せないと思います。」という感想をもっています。


ジュニア学芸員の活動が、貴重な自然の保護、調査につながっています。でも、それぞれに課題を抱え、明確な解決方法が見当たらず、どうすればいいのだろう?と悩んでいる姿も見られますね。この悩みが将来、自然科学系に進み、生かせてもらえればいいなと思います。

16時5分から『自然のお話会』をしました。多くの人の前で話をするのは、緊張すると思うのですが、お客様のことを考えて話をすることに思いが及んでいることにびっくりしますね。(何度もお話会をしているので、余裕をもって話ができるんでしょね)
こうやって、発表の場があり、堂々と発表できるのも、このジュニア学芸員の成果ですね。


次の活動が楽しみです (^^)



by himeji-science | 2015-05-25 17:15 | 日常

暗闇に モリアオガエルの 声響き

ここ数日、帰る途中に
「グェログェログェロ」(表現が難しい)
というモリアオガエルの鳴き声を聞くようになりました。
館の周りをみてみると
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壁に卵を産みつけていました。
木の枝に産み付けているのも見かけます。

ムシに詳しい森さんに聞くと
「モリアオガエルがいるということは、豊かな森林と水がある証拠なんですよ。だから、ここの自然を大切にしなければならないんですよ」
と言われ、なるほどなと思いました。
モリアオガエルが生息する自然、なんて素敵なんでしょうと思いつつ、その卵塊の下には、幼生をねらった別の生き物が自分が生きるために待ち構えている現実も想像してしまいました。
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優雅な姿、微笑ましい姿だけでは、生きていけないと思ってしまいました。
 


by himeji-science | 2015-05-22 17:16

何植えよ 夏から秋に 似合う果樹

今日は、木曜サイエンスサロンの第1回目『挑戦してみよう!果樹栽培』を開催しました。講師は農業振興センターの脇坂さんです。
話をお聴きしたかったのですが、所用で聴くことができなかったので、担当の松本先生から少し聞いたことを紹介します。

今回の参加者は、34人。
みなさん熱心に受講されていました。
植物栽培の講座はいつも人気で、大なり小なりお家でされている方が多いので、どうすれば上手くいくのか技を盗みに来られた方も多いのではないでしょうか (^○^)
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我が家もはじめてキュウリを育ててみました(私はあまりキュウリは好きではないのですが、今まで育てたことがないものに挑戦しようと思ったので)。今朝見ると、長さが15cmぐらい、太さは売ってるのと変わらないぐらいでした。楽しみです。

さて、今日のお話の中でイチジクが話題の一つになったと聞きました。イチジクは、近くで生産されていて、全国3位なのに子どもは食べないらしいですね。確かに子どもの食べる果物としてあまりポピュラーではないですね。私自身、最後に食べたのはいつだろう?というぐらい食べてないですね。食べれば甘くおいしいのですが、少々食べにくいですね(好きな人には怒られそうですが)
イチジクは食べるより、そこで捕まえたゴマダラカミキリのかっこよさの方が印象に残っています。
店頭に並ぶ時期も短いのかスーパーで長い期間並んでないですね。傷みが早いのでしょうか。
ほんのり甘く、つぶつぶ感が独特で・・・あ~食べたくなりました。

果樹と果樹的野菜の違いとか、
「へえ~」
っと思うお話もたくさんあったようです。

受講生のみなさんへのおみやげにブルーベリーの苗をいただきました。上手に育ててくださいね。
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by himeji-science | 2015-05-21 16:52

子どもたちの 創造性育む 少年クラブ

姫路少年少女の開講式と第1回目の活動が5月16日(土)に行われました。
ものづくりは楽しい。その楽しさを伝える中で、「クラブ」なので、自ら課題を見つけ、講師の方々に質問し、違う学校の子と友だちになることもねらいとしています。
小学4年生から6年生まで24人のメンバーで1年間取り組んでいきます。


私が子どもの時は、プラモデルが全盛でした。
小学生のときに、蒸気機関車「C62」を作ったことは、今でも覚えています。たくさんの小さな部品をていねいに、枠から切り取り、その時残ったバリを爪切り(当時、ニッパーのような工具は使ってなかったと思います)で切り、やすりで磨きでっぱりがないようにした後、セメダインをつけて、くっつけていきます。学校から帰ってからの楽しみでした。
完成した後は、透明なプラスチックのケースに入れ、一人悦に入っていましたね =*-*=

今、手先を使って、上手に部品を取り外したり、設計図通りに組み立てていくという活動が減っているように思います。だからこそ、発明クラブのように、想像力を働かせ、ものづくりに打ち込む場があるということは、子どもたちにとって、必要なことだと思います。

開講式後の第1回のクラブでは、2年目、3年目のクラブ員は、どんどん進めていました。
楽しく、有意義な会になればと思います。
24人のクラブ員のみなさん、がんばってください!






by himeji-science | 2015-05-20 14:29 | イベント

講演会 楽しい話に 夢宇宙(そら)へ

昨日、渡部潤一先生の科学講演会を開催しました。
120名の参加を得て(応募は134名ありましたが、当日キャンセルがあり、少し減っています)、楽しい時を過ごすことができました。
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「彗星が出現する!」と話題になったとき、それが不発に終わったときのマスコミでの取り上げられ方を楽しく紹介していただいたり、豊富な経験を生かして
「へえ~」
と思ってしまうお話など、あっという間の1時間30分(質疑応答を含め)でした。
小中高校生も多数参加しており、渡部先生を目標とする若者に将来を託したい気持ちでした。
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渡部先生は、国立天文台の副台長をされていますが、本当に気さくにお話していただき、講演会らしくない講演会になり(すみません)、終始なごやかな雰囲気で進みました。

最後に厚かましくもサインをいただいたので、紹介します。
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遠い姫路まで来ていただき、お話をしていただいたことに、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。




by himeji-science | 2015-05-18 16:56 | イベント

ブーンブン うなる羽音に 身がすくみ

昨日、池の周りの様子を見に行くと、水生植物園の西隅の木にスズメバチがいるのを発見しました。
「ブ~ン」
と低い音を響かせ飛んでくる様子をビクビクしながら見ていました。
例年、もっと、遅い時期に来ていたと思っていたので、
「えっ!もう出た!」
という感じでびっくりしました。
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よく見ると、樹液も少しでていて、そこにタテハチョウの仲間も来ていました。

タテハチョウが樹液のそばに寄ろうとすると、スズメバチが威嚇するように追い払っていました。
暑いぐらいの日が続いていたので、樹液もでて、スズメバチも寄ってきたのでしょうか。

お客様が襲われて被害にあっても困るので、
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注意の看板を立て、これ以上向こうに行けないようにしています。
安全のため、ご理解ください。





by himeji-science | 2015-05-14 14:03 | 日常

たびごころ 少年の日を 思い出し

プラネタリウムCDコンサート『旅』を視聴しました。
大変多くのお客様にお越しいただき、
『やっぱり、旅という言葉に特別の情がわくのかな?』
なんて思いました。今回は、81人も入られました。

3曲目の『いい日旅立ち』のバックに映された写真を見ながら
「新幹線」
「長崎」
というつぶやきが聞こえました。もう、旅に行った気分になっているんでしょうね。

蒸気機関車や新幹線0系、ドクターイエローなど列車を見ると、子どもの時に蒸気機関車を撮りにあちらこちらに行ったことを思い出しまました。
D51の三重連で有名な伯備線の布原信号所に写真を撮りに行った時のこと、まさにシャッターを切ろうとした瞬間、汽笛がなり、ビクッとしてブレてしまい、がっかりしたことを覚えています(どうして、つまらないことは覚えているんでしょう) 

組曲『ミシシッピー』の
「ちゃん、ちゃん、ちゃらん、ちゃらららん~」で『アメリカ横断ウルトラクイズ』を思い出しました。司会者がしみじみと語りかけ、涙を流す敗者の姿に、こちらも涙を流したことを思い出しましたね(その頃から、涙もろかったのかな (_ _)

曲と映像に来られた方も満足されたのではないでしょか。ほんのひと時、旅に出た気分になっていただけたならありがたいです。
次回は、8月に『旅』第2章、第3章をお届けします。
楽しみにしてください。



by himeji-science | 2015-05-10 17:32 | イベント