調査研究 作品紹介

第51回姫路市児童生徒科学作品展の調査研究の部が、4階特別展示室に展示されています。ここも、作品展を見るためなら、無料で入れます。
入り口の近くには、金賞・銀賞・銅賞・奨励賞の作品が並んでいます。

少し紹介します。
金賞の『たねをきってもめはでるの?~ゴーヤのはつがじっけん~』
面白いのは動機なんです。
6年前のゴーヤのタネと今年のタネがあって、6年前のタネを
父「もうあかんで、すてよ」
私「いややかわいそう。たねはたねだからめが出るよ」
母「じゃあ、ためしてみたら」

からの一部がこわれたタネから芽が出るか話をすると
私「さすがにこれはムリやわ」
姉「うん、そうやな」
母「ためしてみたら」

実際には、たくさん実験・観察をしているんですが、お母さんの
「ためしてみたら」
の言葉に後押しされているんですね。大きな大きなお家の方のサポートですよね。
色々発芽条件を変え、そろえるところはそろえ、実験をし、結果がでるまで1ヶ月かかる根気強い観察でした。

『ヤドカリレーダー 感度良好?』は、
ヤドカリの触覚をレーダーのように使っていることを、様々な実験を通してまとめています。
①水中でのエサの反応時間の結果を表とグラフで表している
⑤広い場所でエサをやるとヤドカリかどう動くかでは、録画した画像を手書きの図に起こしていました。
⑦触覚のないヤドカリはどんな動きをするかでは、ちょっとかわいそうだけど・・・
他の実験でも、とにかくデータ量が多い。
それと、他の作品と大きく違うところは、考察量が、ものすごく多いところですね。

どの作品も見ごたえ十分です。
全ての作品を読むことは、大変ですが、面白そうなタイトルや切り口の作品をご覧いただき、子どもたちの熱意を感じとってください。

by himeji-science | 2015-09-27 17:05 | 企画展・特別展

動く動く 「ほ~」「へ~」「ふ~ん!」

作品展、科学工作の金賞を紹介します。
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まず、『楽しいてっきゅうの遊園地』です。(一番上)
解説には
『この作品は、鉄球を持ち上げる2しゅるいの方法でくふうしました。それと鉄球のうごきだけじゃなく、楽しい音と光も工夫することで遊園地のふんいきを出しました。鉄筋はアルミ板をゆるくとめることでキレイな音を出しました。はぐるまを工夫し、組み合わせることで、モーターの回転方法を変え、メリーゴーランドもうまく回るようにしました』
と書いています。

次に、『見える自動販売機』です。(二番目)
解説には
『この作品は、ボタンを押して、もどって来るようにするのがむずかりかったです。コインが入って来るようにするわりばしのわくを作るのもむずかしかったです。』
と書いています。

最後は、『「地震」と建物の実験』です。(一番下)
解説には
『東京に行ったとき、高いビルを見て、この「地震」と建物の実験をしてみようと思いました。特に持つ所がつけにくかったです。「地震」と建物の実験をして地震のことや建物のことがすごく分かりました。』
と書いています。


どの作品も大変よくできています。
並べてある作品には「手をふれないでください」となっているため、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞の作品は、動き方を撮影し、モニターで流しています。
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みなさん一生懸命ご覧になっているので、つい
「じゃあ、この金賞作品動かしてみましょう」
と呼びかけると、みなさん集まってきて、興味津々ながめておられました。
「これは、磁石で鉄球をひっつけ、ここで上手く鉄球をはずし・・・」
「こっちは、階段の上を上手く鉄球が落ちないように角度をつけ・・・」
と、説明すると、みなさん大変驚かれ、感心されていましたね。

たまたま、会場にいけば、また、紹介しましよう。
モニターで見るより、実物の動き見たいですよね。
今日も多くのお客様が来られ、作品に釘付けになっていました。

by himeji-science | 2015-09-22 18:12

秋のきのこ

2階常設展示室の奥に『秋に播磨で見られるきのこ』のコーナーができました。
科学館の職員が作った標本で、本物です。
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季節ごとの『播磨で見られるきのこ』を取り上げ展示しています。
今回は、
チャナメツムタケ  キチチタケ  カキシメジ  ニセマツタケ  ヤブレベニタケ  ナガエノスギタケ
ケシロハツモドキ  ヌメリスギタケモドキ  シモフリシメジ  エリマキツチグチ  シロトリュフの仲間  タマネギモドキ
の12点です。
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名前だけで形が想像できるのもあり、面白いです。

一番上のが、タマネギモドキです。なんとなくタマネギというよりジャガイモに似てますが・・・

その次が、ニセマツタケです。「ニセ」とついているので「偽」なんでしょう。
解説には『マツタケとよく似ていますが、本種はマツタケ臭がほとんどなく、やや小型です。肉質がやわらかく、柄の下部が細まり、数本が束生して発生することが多いなどの点で区別できます。マツタケより早い時期に発生し、俗にサマツといわれ珍重されています』と書いてあります。う~ん、珍重されていても、やっぱり、「マツタケ」が食べたいです。

その次が、シロトリュフの仲間。2012年11月に発見されたものです。兵庫きのこグループの平山さんが、調査し同定した結果「新種の可能性がある」と言われたのです。新聞にも載り、話題になりました。

一番下のが、エリマキツチグリです。「エリマキ・・・」なんてのが、かつて話題になりましたね。残念ながら、食べられません。

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これは、変わったきのこで「ナガエノスギタケ」です。
モグラ類の巣の排泄跡から特異的に発生します。
このキノコの下には、モグラの巣があったということでしょうか。

これらの標本を作るのには、大変な時間と労力がかかっていて、失敗を積み重ね、
「これ、本物?! へえ~、すごい!!」
となるのです。
ジオラマの中にも標本があるので探してみてください。

雑木林に入るとキノコによく出会います。
決して、素人判断で食べてはいけませんよ。
見る分にはいいでしょうが、くれぐれも注意して、秋の野山を楽しんでください。

by himeji-science | 2015-09-21 15:38 | 館内案内

児童生徒科学作品展 はじまり、はじまり~

今日、9月20日から『第51回 姫路市児童生徒科学作品展』がはじまりました。
シルバーウイークが始まりましたが、絶好の行楽日和で屋外で過ごされる方が多いのか、ゆっくり作品をご覧いただいています。
工作の会場に並んだ346点の工作、カラフルな作品が多く、つい、動かしてみたくなりますが、

『作品には、さわらないでください』

の文字が・・・
動かすことをOKにすると、どうしても壊れてしまうので、動き方はモニターで見ていただけるように工夫しています。
お許しください。

4階には、調査研究を展示しています。
こちらは、本当にじっくり作品を見ていただいています。


時々、
「同じ学校の子や!」
という声が聞こえます。親しみを込めて作品を見ていただいているのをうれしく思います。
午前中のカウンターで350人くらい入られていました。親子連れの方が多く、どなたも
「すごいなあ」
「へえ~」
という表情をされていました。
子どもたちが製作している様子を思い浮かべながらご覧になるのも楽しいですよ。

調査研究は、4階の講義室で展示しています。ここは有料ゾーンですが、1階の工作を展示している所にかけてある名札をつけていただければ、無料でご覧いただけます。
会場が分かれ、ご不便をおかけしますが、調査研究もご覧ください。



by himeji-science | 2015-09-20 13:23 | 企画展・特別展

科学作品展 1次審査 終了!

児童生徒科学作品展の小学校の部の1次審査が行われました、
今回の作品展の出品数は、
工作の部:小学校336点、中学校10点  合計346点
調査研究の部:小学校411点、中学校218点  合計629点
となっています。

昨日は小学校の部だったので、工作336点、調査研究411点を審査し、2次審査に進む作品を選びました。
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工作は、動かしてみなければ評価できません。あちらこちらで先生方が集まり
「あ~!」
「こう動くんやな~」
なんて声が聞こえてきました。
みなさん、楽しそうに動かして(失礼!、評価して)おられました。

調査研究の部では、逆に、じっくりと作品を読み、うなずきながら読まれていました。
見た目のわかりやすさもありますが、中身の濃さで評価していただけたと思っています。
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多くの作品を厳正に審査していただき、ありがとうございました。
きょうは、2次審査です。
1次審査を通過した作品をさらに審査し、優秀作品が決まります。


by himeji-science | 2015-09-16 12:25 | 企画展・特別展

夏の作品作りが思い出されます

夏休み中や以前から継続して取り組んだ作品を展示する『姫路市児童生徒科学作品展』の1次審査が明日行われます。
中学校の審査は、9月7日に終了しています(所用で審査の様子を見ることができず残念でした)。
明日の小学校の審査には、姫路市内の小学校の理科担当の先生方が集まり、科学工作と調査研究を審査します。

工作の方は、340点ほど、調査研究は630点ほど集まっています。
会場に並べられた作品が静かに明日の審査を待っている感じがします。
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審査前に工作をぐるっと見てみました(動かしてみました (≧≦)

たいへんよく工夫されていて、
「へえ~」
という声がもれてしまう作品もいくつもありました。
ただ、全く同じ作品もいくつかあり、どこかの講座に参加したか、インターネットでのっていたのを参考にしたか・・・
なかなか、オリジナルの作品を作るのは難しい時代になったかもしれませんね。
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明日の審査では、先生方はきっと悩まれると思いますね。
どの作品も一生懸命作っているので、余計悩んでしまうでしょうね。

明日の審査が楽しみです。
先生方、よろしくお願いします!

by himeji-science | 2015-09-14 17:17 | 企画展・特別展

キシタアゲハ属の多様性 その2 に展示替えしました

2階常設展示室奥のコーナーを「播磨のクワガタ」から「キシタアゲハ属の多様性 その2」に模様替えしました。
今回は、キシタアゲハ属のうち「サビモンキシタアゲハ亜属」とキシタアゲハ亜属の「ヘレナキシタ種属」「タイワンキシタ種属」を展示しています。
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キシタアゲハ属の属名Troidesは、ラテン語で「トロス王の息子あるいは娘たち」を意味するそうです。
キシタアゲハの名前は「黄色い下翅(後翅)」に由来しています。

サビモンキシタアゲハの最大の特徴は、後翅の表裏に表れる黒色のさびの出た銀を思わせる色彩です。腹部の色も特徴があります。

ヘレナキシタアゲハは、トリバネアゲハ類の中でも最も広い範囲に分布しています。
ボルネオ島やスマトラ島、その周りの小さな島々では、狭い範囲で多くの亜種が分布しています。
小さな島では、海で隔てられているため、他との交流がなく、独自の進化をとげ、亜種として区別しやすいのですが、大陸の場合、他と交流しやすく、色や形などの変化の境がはっきりしないため、亜種として区別しにくいのです。

解説は、わかりやすく、興味深く書かれていますので、じっくり読んでほしいですね。
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美しく、大きなキシタアゲハが飛んでいる姿を見てみたいと思いましたね。


by himeji-science | 2015-09-12 12:05 | 館内案内

戦いすんだ 姫路ロボ・チャレンジ 秋の陣 

6日(日)に姫路ロボ・チャレンジ第20回大会スタンダードクラスが行われました。

競技は、デモンストレーション&チャレンジステージで幕を開けました。
これは、順位はつかず、ポイントが総合ポイントに加算されます。
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案外、立方体と多面体を積むことができず、立方体2個と多面体1個を積み重ねてできる『姫路城築城』ができたのは、YOGOROZAとテルルだけでしたね。

次は、『さがしてポン』。
スタンダードクラスで最も難易度の高い競技でしょう。
センサーを使い、自律歩行でターゲットの玉を落としていく。
結局、全てを落としたのは、シンプルファイターだけでした。
順位は、
1位 シンプルファイター  1分59秒
2位 YIGOROZA     中玉1個
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調整不足だったのでしょうか。

次の競技は、『ロボ・トライアスロン』
坂道の上り下り、階段の上り下り、細道歩き、ジグザグ歩き、約10mを走り(?)切ります。
1位は、テルル 1分45秒56
2位は、YOGOROZA 2分07秒75
でした。
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最後は、『ロボットバトルゲーム』
パンチやキックを繰り出し、相手をダウンさせたロボットの勝ちとなります。
熱戦に会場から大きな声援があがり、食い入るように魅入る子供たちの目も一層輝いていました。
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バトルの
1位 YOGOROZA
2位 試作1号
3位 シンプルファイター
でした。

そして、全ての競技の得点を合計した総合優勝は、

優勝 シンプルファイター
でした。

2位は YOGOROZA  3位は テルル  となりました。

インタビューで、テルルの操縦者、前川さんが言われていた言葉が印象的です。
「テルルは、小さい機体なので、バトルには不向きです。でも、この姫路ロボ・チャレンジは、小さなロボットでも優勝できる可能性がある。大きな機体、パワーのある機体じゃなくても勝てるんです」

今回、とても面白い、会場をひときわ和ませてくれたロボットが、「ごえん」でした。賽銭箱から2本の脚が出て、競技するのですが、バトルのときに倒れて
「ジャラジャラ・・・」
っと、5円玉や十円玉が、ジャラジャラと出てきたのです。
大爆笑でした。
私は、一度にファンになってしまいました。次回も是非出て欲しいとおもいました。

最後は、恒例の集合写真。
みんな一緒に「はい、チーズ」
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出場者のみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。

by himeji-science | 2015-09-09 17:32 | イベント

ロボチャレンジ 記念の競技 20回大会

昨日、『姫路ロボ・チャレンジ20回大会』エントリークラスが開催されました。
エントリークラスは、初心者が出場する部門で、高校生や小中学生の参加が多いです。でも、初心者なら、大人の方もOKです。

最初に、デモンストレーションを行いました。
立方体と多面体を上手く積めば得点を得ることができますが、なかなか苦戦していました。
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この競技は、順位はつかないですが、総合ポイントに加算されるので、真剣そのものです。

次の競技は、『ロボ・タイムアタック』
少しやわらかいマットの上を二足歩行ですすんでいきます。
制限時間内にゴールできたのは、3台のみ。
難しさがわかると思いますね。
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2台同時にスタートするので、たまたま、小学生と中学生の競技、同じ高校同士の競技になったのもありました。
1位は、カンタム 1分26秒10
2位は、ねぷりる 1分52秒28
でした。

最後の競技は、『ロボットバトル』です。
やっぱり、声援が多く、盛り上がりますね。
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バトルの結果
1位 雷夢
2位 デラックス
3位 カンタム
でした。

そして、デモンストレーション、ロボ・タイムアタック、ロボットバトルの総ポイント数合計の総合優勝は、

ジャカジャカジャカジャカ・・・

カンタムに決定!

飛びぬけて、圧倒的に強いというロボットはいなかったですが、大いに盛り上がったエントリークラスの大会でした。

この、ロボチャレンジがはじまったのが、平成17年の12月。
この頃の高校生は、みんなロボットとパソコンをケーブルでつながり、よちよち歩きの状態でした。
あれから10年、高校生のレベルはめちゃめちゃあがっています。

でも、変わっていないことがあるんです。

それは、ロボットの動きを驚きの目で見つめる子供たちの表情とロボットを思い通りに動かそうと一生懸命コントローラーを操縦する操縦者の目です。
これは、10年たっても全く変わっていません。

少年の時にこの大会に出て、高校生や大学生、社会人になっても出てくれる、歴史ある大会になってきたことをうれしく思います。
もっとたくさんの少年少女が大会に参加してくれることを願っています。

今日は、スタンダードクラス。
今も高い技術で楽しませてくれています。

by himeji-science | 2015-09-06 12:33 | イベント

大会を 静かに待ちのぞむ 会場で

明日は、いよいよ『姫路ロボ・チャレンジ』が行われます。
今回は、20回大会ですが、例年と違い、秋の開催となりました。「初秋の陣」です。
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例年の夏と違い、それぞれに予定があるのか、ちょっぴり参加が少ないのが残念ですが、出場のロボットには、がんばってもらいたいですね。
9月5日(土)のエントリークラスには17台が、6日(日)のスタンダードクラスには18台が、エントリーしています。

今は、誰もいないこの会場でどんな競技が繰り広げられるのでしょうか!
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真ん中の競技台で行われる競技、別に設置されたコースで行われる競技といつもの競技内容ですが、盛り上がりますね。
最後に総合優勝し、トロフィーを手にするのは、どのロボットでしょうか?
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優勝ロボットに投票してくれた方には、素敵なグッズがプレゼントされます。
会場にお越しいただき、声援よろしくお願いします (^○^)




by himeji-science | 2015-09-04 17:25 | イベント