1年の締めくくりに

2015年も残りわずかとなりました。
1年を振り返ると、
1月は、星景写真展(12月から引き続き)でスタートしました。素晴らしい写真に感動!
2月は、29回未来を描く科学絵画展。子どもの描いた夢が実現することを願いたいです。
3月は、「小黒三郎組み木の世界展」。小黒三郎先生のファンが大変多いことにビックリしました。
GWは、「わくわくからだ大冒険」。体の不思議を楽しみながら学べたことでしょう。
5月は、渡部潤一先生による楽しい科学講演会。爆笑でした。
6月は、「夏のむし・ムシ大集合」。昆虫食が目玉でした。「ゴム・ワングランプリ」では、スピード部門を紹介。11月の19回大会では、団体部門で新記録がでました。
7月は、「屋台村」と「万華鏡と光の不思議展」。屋台村では、直前の台風の影響でテント設営が遅れヒヤヒヤしました。万華鏡では、光と万華鏡の美しい世界にうっとり
9月は、「ロボ・チャレンジ」と「児童生徒科学作品展」。ロボ・チャレンジは、20回の記念大会となりました。作品展は、大規模改修を控え、日程の関係で工作と調査研究を同時開催。準備が大変でした。
10月は、大規模改修。19日の休館後、引越しの作業で大忙し。休館後は、姫路市内の保育園、幼稚園、小学校に「わくわく移動サイエンスショー」「移動科学館」などに出向きました。子どもたちの笑顔、先生方の驚きぶりが印象的でした。1月以降も続けます。 

1年を振り返ると、その時その時のお客様や子どもたちの笑顔が浮かんできます。私たち科学館職員が、汗を流し、動いたことは、確かにお客様に伝わっていることを実感します。逆に人任せにしたり、前年通りの事業には、飽きられてしまう恐さを感じ、「新しいこと」「面白いこと」へのチャレンジを願った1年でもありました。しかし、十分に出来たとは言えないところもあり、来年の課題として残っています。
来年は、未年から申年へバトンタッチ。申年は、十二支の9番目。草木が伸びきり、果実が成熟して固まっていく様子を表しているそうですが、「厄が去(さ)る」「難が去(さ)る」といきたいものです。

皆様にとっても、科学館にとっても、よい年でありますように!
来年もよろしくお願いします。

by himeji-science | 2015-12-28 17:30 | 想い

ばちっと 決めよう 静電気

寒くなってくると、
「バチッ!」
と来る、静電気。
静電気を恐い、嫌だなと思う人も多いと思います。
でも、これを『実験ショー』にすると、結構面白い実験ができるんですよ。

わくわく移動サイエンスショーで、保育園や幼稚園、小学校に行っていますが、寒い時期に「静電気」のショーを行うことがあります。
今は、練習の真っ最中!
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青山小学校の理科室を借りて練習しています(科学館が工事中のため、実験の練習をする場所がないので・・・悲しい)

目に見えない静電気は、みんな苦手のようで(私も苦手です)、練習中も腰がひけています。
「わ~!恐い」
「大丈夫かな?」
「いややな」
という声が響きます。(練習中ですから許してください)

どんな実験ショーかというと
それは、お楽しみ。

私も
「へえ~」
っと、思うことがいくつもありましたよ。

寒く、乾燥した季節には、もってこいの実験ショーですね。


by himeji-science | 2015-12-25 14:47 | 館外イベント

見つけたぞ 「月面X」 大騒ぎ

12月19日(金)に白鷺小学校で移動天文教室がありました。
前日に伊勢小学校であり、どれだけ星の見え方が違うか、楽しみにいきました。

行ってみると、思っていたより随分明るいことに驚きました。
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運動場からぐるっと写すと、マンションやビルの明かり、駅前の明るさ影響してか、伊勢小学校で見た星空とは全然違っていました。
おまけに、少し雲があり、観測にはいい条件とは言えなかったですね。
でも、熱心な方が多数来られていて、寒い中でも望遠鏡をのぞいていました。
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行って初めて知ったのですが、この日は、大変珍しい日だったそうです。
『月面X(エックス)』が見えるとのこと。
天文ファンの中でちょっと話題らしいです。
月が欠けているところをよく見ると
『X』
が見えるんです。
望遠鏡をのぞくと本当に「X」が見えるんです。
「あっ!見えた!!」
と思わず声を出してしまいました。

次は、やっぱり撮影したいですね。
ところが、なかなか写せない(涙)
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徳重係長が、私が苦労している姿を撮ってくれたのが、この写真。
コメントには、
『苦労してますな。』
とありました。

本当に難しかったんです。

ところが、見に来られていた方もどんどん撮りだして、上手に撮れているんですよ(悲)
デジカメで撮ろうとしたら、なかなか撮れなくて、スマホで撮ってみました。
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これでは、ちょっとわかりにくいので、デジカメで専門家に撮ってもらいました。
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角度は違いますが、ちゃんと「X」が写っています。

いつでも見えるわけではなく、次回は、来年の2月15日22時前後だそうです。

星の子館・天文写真と観測報告「月面X」に以前のものっているので、一度見てみてください。

by himeji-science | 2015-12-21 17:39 | 館外イベント

寒空に きらめく星の 秋星座

昨夜、伊勢小学校で『移動天文教室』を行いました。
去年も伊勢小学校に行き、とてもよく見えましたが、今年も、夜空は晴れわたり、とてもよく見えました。

西の空を見て、
「おや、まだ、夏の大三角がみえるぞ!はくちょう座もよく見えるな」
と思いました。

望遠鏡を使って、まずは、月の観察から。
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秋澤係長に
「今夜は、上空の風が強く、揺らいでます」
と言われ、望遠鏡をのぞくと、確かにクレータは、もやもやっと揺らいで見えましたね。

徳重係長の星の見え方の説明を聞きながら、
『フムフム、あれが秋の四辺形で、あそこから、きゅ~っと伸ばしたところに北極星があって、その横にぎょしゃ座のカペラか・・・』
と、ちょうど校舎の上に見える星を追いかけていきました。私の目では、すばるを見ても、『もわっ』として、2つほどしか見えません。
悲しいです。
星座の場所や探し方は、なんども聞かないと忘れてしまいますね。
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運動場は、とても寒く「冬!」なんですが、夜空には、「夏の大三角」「秋の四辺形」があり、秋の終わりから、冬のかかりぐらいだそうです。

移動天文教室の時に、いつも大きい望遠鏡に列ができます。
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天文の人に聞くと、
「倍率は同じなんですけど・・・」
ということです。
寒い時でしたが、50人くらいの参加者の方は、満足されたのではないでしょうか?
「分かった」「なるほど」「へ~」「そうだそうだ」と思えることは、いくつになっても新鮮で、学んだ気持ちになります。
(でも、すぐに忘れてしまんです m(_ _)m )

今日の移動天文教室は、街中の白鷺小学校であります。
伊勢のように見えるんでしょか?
楽しみです。

by himeji-science | 2015-12-18 15:32 | 館外イベント

新しい実験への チャレンジ

保育園や幼稚園での『わくわく移動サイエンスショー』の新しいネタに取り組んでいます。
同じことをしていると、やる側の意欲が下がります。
中には、
「相手が違うから、同じことをしていてもいい!」
という人がいるかもしれませんが、それは違います。
「相手は、初めてだから、同じことをしていてもわかりゃしない」
という考えは、相手を『こんなものだ』と軽く見ていて、自分の成長にはつながりません。成長しない人は、子どもにはすぐに伝わるんです。
子どもって怖いです。
経験者が言うのですから、間違いありません。

これは、学校での授業も同じで、子どもが違うから、前と同じことしていて通用するかというと、通用しませんね。
指導者がどれだけ
「これ、面白いからやってみよう」
「子どもたちには、ここを、こう変えたほうがわかりやすいぞ」
「新しいことを追加しよう」
なんてことを色々考えて実行することが大切です。

廊下で実験しています。
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光の実験なんですが、さあ、上手くいくでしょうか?

青山小学校のパソコンルームをお借りして、実験開始!
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なかなか上手くいったようです。
でも、それだけで満足せず、
「ここを平らにせずに、きゅっと曲げたらどう?」
「CDを切って、貼り付けたら、色々出てくるんじゃないの?」
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時間は、かかっても多くの人とあれやこれや、ワイワイ言いながらやってみると、新しいアイディアが出てくるものですね。
一人ですると、さっさと終わるかもしれないけど、深まらない、独りよがりに陥ってしまいがちになります。

サイエンスショーひとつとってみても、「どう思う?」という石を投げれば、波紋が広がり、「やってみよう」となっていくのは、素晴らしいことだと思いますね。

次の『わくわく移動サイエンスショー』が楽しみです。私よりも、実演するSAの人が、ドキドキ、わくわくしているでしょう。
この、演者の『どきどき』『わくわく』が科学館には大事なんですね。
計算通りにいくばかりでは、つまらない。


by himeji-science | 2015-12-17 16:30 | 館外イベント

青山幼稚園で わくわくサイエンス

今日は、青山幼稚園でわくわくサイエンスショーを行いました。
『音』『空気』『体験』の3部構成でわいわい楽しめました。

最初は『音』
『魚洗鍋(ぎょせんなべ)』という取っ手がついた浅い鍋に水をいれ、取っ手をこすると、あ~ら不思議!
「ゴ~、ゴ~」
という音をたて、水面に波がたち、やがて水柱があがります。
「音」と「振動」が関係あることがわかります。
次に色とりどりのパイプを使います。パイプフォンという楽器?で床をたたくと、音階を奏でます。
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こんな面白いものも紹介しました。
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バンジーチャイムというものらしく、長さの違う金属パイプを床に落として音楽を楽しむものです。長さによって音階が違うので、落とす順番によって、曲を奏でることができます。
とてもきれいな音色でいいですね。
ディズニーで有名なあの曲です。

ワイングラスでも音を鳴らしてみました。
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ワイングラスには、量を変えた水が入っています。
ちょいと指をぬらし、グラスのふちを触ると
「フォア~ン」
といい音がします。
でも、難点は、水の微妙な量の違いで、微妙に音がずれて・・・ あ~、気持ち悪い!!

次は、『空気』
園長先生にもお手伝いいただき、楽しく、びっくり実験ショーができました。
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最後の「ベルヌーイの定理」を使った実験は、大盛り上がりですね。


体験コーナーでは、4種類の体験をしました。
「にわとりコケコッコ~」「びっくりスネーク」「万華鏡」「かさ袋ロケット」です。
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入園前のお友だちも楽しく参加でしました。


by himeji-science | 2015-12-16 16:36 | 館外イベント

「お~」 歓声あがる 液体窒素

液体窒素を使った実験ショーを青山小学校の6年生の子どもたちを相手に行いました。
色々なところでされているので、見たことはあるかもしれませんが、目の前で実際に実験されると

「お~!!」
っという声が上がりました。
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最初に、液体窒素とは、なんぞやというお話をした後、花を液体窒素に浸けてみました。
上の写真のように、ブクブクと沸騰し、それを取り出し、手でつかむと
「パリパリ」
と音をたてて、バラバラになってしまいました。

その後、ボールを入れてみると
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カチコチに凍り、それをたたきつけると、粉々になってしまいました。

他にも、二酸化炭素をつめた風船を液体窒素に入れるとどうなるか?
なんて、実験もしてみました。

普段体験できない実験に子どもたちも興味津々。
実験のたびに、歓声があがっていました。
ここで体験したこと、興味を持ったことが、これからの理科や科学の学習に結びついたらうれしいですね。

by himeji-science | 2015-12-11 14:48 | イベント

わくわく どきどき 網干幼稚園

昨日の『わくわく移動サイエンスショー』は、網干幼稚園に行きました。
70人ぐらいの大人数でしたが、元気一杯楽しんでもらえました。

今回は、空気の不思議を体験してもらうショーでした。
大きな空気砲の輪に大喜びでしたが、一番、園長先生がノリノリだったような気がします・・・
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「園長先生、頑張れ!」
の子どもたちの声援を受け、見事に大成功でした。

今回は、グループに分け、グループごとに「ビックリスネーク」「ミニ空気砲」「にわとりコケコッコー」「竹(紙)とんぼ」の4つを体験してもらう活動を取り入れました。
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ちょっと、子どもの手には大きくて難しいのもありましたが、上手にできていました。

「竹(紙)とんぼ」は、全員で外で飛ばすことにしました。温かく、風もなかったので。
この竹(紙)とんぼは、簡単に作れます。牛乳パックを羽のように切り、2枚をあわせて、ストローにホッチキスで固定します。
これだけだと軽すぎるので、羽の先におもり代わりにホッチキスの針を止めます。お家でもできそうです。

竹とんぼを飛ばすのは、難しいんですよ。
右利きの場合、左手をいかに早く胸にぶつけるようにもってくるかなんですが、どの子も上手に飛ばしていました。
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「ここに並んで!みんなで一緒に飛ばすよ!」
「まだよ、まだよ~、3、2、1!!」
みんなで飛ばすと、竹とんぼは、勢いよく飛んでいきました。


by himeji-science | 2015-12-09 13:47 | 館外イベント

夜明け前 ひときわ輝く 星ひとつ

昨日の朝のラジオ番組で
「明け方、ひときわ明るい星がありますね」
という話を聞きました。

『よし、見てみよう』

と思い、目覚ましをセットし、今朝、外にでました。
えらいものですね。人間、『よし、やるぞ!』と思うと、寒さ、暑さは気にならないですね。
今朝は、寒さも気にならず、
『どうすれば、写すことができるかなあ。電線を避けるには、どこで構えればいいんだろう』
なんてことを考えながら、写しました。
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月の右上に見えるのが金星です。
別の写真をトリミングすると
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写真にするとなんだが、実際に見た感激とは、ほど遠くなった感じがします。
玄関を出て、薄青い空に浮かぶ三日月の右上に「ピカッ」と輝く金星を見たときの感動は、あったのですが・・・

夜明け前の東の空と町並と一緒に写せないかなと思い、ちょっと道に出て撮ってみました。
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なんだか、これもぱっとしません。

プロやアマチュアカメラマンの方の作品が、見る人に感動を与えるということは、すごいことだな、とあらためて思いました。
上手くは撮れないけど、夜明け前に見た光景は、素敵でした。

by himeji-science | 2015-12-08 15:05 | 日常

ものづくり 完成間近の 悪戦苦闘

科学館が休館中、少年少女発明クラブの活動は、別会場をお借りし、実施しています。

今、作っているのは、ライントレーサーです。
これは、幅1.5cmほどの黒いテープをセンサーで感知しながら、コースアウトせずに走るものです。
ギアから組み立てはじめ、基板に電子部品をはんだで固定していくのですが、なかなか手ごわいようです。
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でも、子どもって、すごい集中力なんですね。
約3時間、設計図を見ながら、黙々と格闘しているんですよ。

完成間近なところで、試走し、どこがだめなのか、確認し、調整します。
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上手くいかないときは、専門の講師の方に聞き、アドバイスをもらっていますが、自分でとことん、悩んで取り組んでいます。安易に講師の方に聞かないようですね。
この姿勢は、とても大切で、ものづくりの基本ですね。
それだけに、完成したときの喜びは、ひとしおでしょう。

おおよそできあがっている人がちらほら見受けられるのですが、最後のところで、苦戦しているようです。
本日の毎日新聞の余禄には、ものづくりの素晴らしさについて書かれていました。最後には、「激しい国際競争に直面する製造業界に必要なのは、高度で熟練した技術を持つ人材の育成だ。現場の魅力が上手に伝わり、ものづくりニッポンを支える若者が増えるといい。」で締めくくられていました。

ものづくりの素晴らしさを体感した子どもたちが、将来の日本の技術を支えてくれれば・・・
そんなことを思いながら、活動を見ていました。


by himeji-science | 2015-12-07 11:03 | 講座