リサイクルで 巨大万華鏡?

「これ、なんか使えそう!」

なかなか片付けられない私の口癖です。

「これ、いつか使えるで!」
「いつ、使うの?」

こんなやり取りをされた方も多いのではないでしょうか。

絵画作品を掲示するシートの芯が数本あります。捨てずにK先生が
「なんか、使えそう!」
と言って置いておいたのが、これです。
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長さ60cm弱、直径8cmの筒です。

使うあてもないまま、数日ころがされていましたが、今日、
「万華鏡を作ろう」
ということで、作り、ながめてみました。
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レプリカグレーチングを通して飛び込んで来た光は、小さい万華鏡より、長く見えました。
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美しく分光した光を見ることができました。
のぞいたSAの感想は、

「この、筒、重い」
でした。

美しく見えることは、よかったのですが、小さい子どもたちには、少々重いかもしれません。

『もう一工夫ほしいなあと』と心の中で思いました。
どんな工夫がされるのか、とても楽しみです。


by himeji-science | 2016-02-29 16:53

先生を 「てこ」で持ち上げ 大喜び

2月以降も、わくわく移動サイエンスショーを実施していますが、今日は、青山保育園におじゃましました。
本日のテーマは、「てこ」と「音」

「てこ」は、あまりしていなかったので、
『子どもたちにわかるかな?』
と、ちょっぴり心配していましたが、できるだけ、子どもたちに体験させることで、楽しくできました。
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小さな力で大きな力を生む「てこ」ですが、支点・力点・作用点という言葉が出て、ちょっと難しいところもありましたが、上手く利用することで、先生を持ち上げることができ、大喜びでした。

次の「音」をテーマにした実験では、音の正体は、「振るえ」であり、その「振るえ」が空気や物を伝わっていくということを紹介しました。
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音叉(おんさ)が、ビリビリしているのにびっくりしたようです。
また、魚洗鍋(ぎょせんなべ)の実験では、飛び散る水柱に歓声があがっていました。
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鍋の取っ手をこすると
「ゴ~、ゴ~、ゴ~」
という音を立てて、鍋にはった水が水柱をあげていました。
「鍋のふちをさわってごらん」
と言って、触ってもらうと、ビリビリ振るえているのがよくわかったようです。

ワイングラスに量の違う水を入れ、音の違いを楽しんだり、音の振るえを利用した工作をして楽しみました。
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紙コップの上で踊るモールが結構、お気に入りだったようですね。


by himeji-science | 2016-02-25 14:09

華やかな 終えて撤収 絵画展

『第30回未来を描く科学絵画展』が、昨日終了しました。
今日は、展示されていた384点をはずし、学校ごとに集め、袋に詰める作業をしました。

準備の時は、
「全部貼れるだろうか」とか
「どうしたらよく見てもらえるだろう」
なんてことを考えながら貼っていくので、結構時間がかかります。画用紙の横描きや縦描きがあり、1つのボードに何枚貼れるか大雑把にわかる程度なので、試行錯誤を繰り返し展示したわけです。
「あっ、学年の札が貼れないぞ」
というのにも、その時気づくのです。

ところが、撤収は、学校ごとに間違えないように集め、袋に詰めればいいのであまり気を遣いません。
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みんなでかかり、比較的早く終わりました。

科学館で展示している時は、
「ついでに見てみよか」
という感じで、プラネタリウムや常設展を見た“ついで”に見ていただけるので気軽に入れたんですが、今回は、花の北市民広場での開催だったので、足を伸ばしにくかったと思います。
ご覧になられた方が少なく、残念ですが、仕方ありません。

来年は、『31回』になります。
学校を通じての募集になりますので、奮って参加してください。


by himeji-science | 2016-02-23 14:02 | 企画展・特別展

各学校園の 意気込み伝わる きょういくメッセ

2月20日(土)に『姫路きょういくメッセ』に行き、「ちょっとだけ文学館」を見た後、総合教育センターの2階、3階で開催されている自作教材教具や学校園教育実践紹介を見てきました。
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教材教具の方は、授業の中で、できるだけ子どもたちの理解が深まるよう、楽しく学べるように工夫された作品が多数並んでいました。
その作品から、先生方が楽しく作っている姿が浮かんできました。
ICTのコーナーでも、教室での学びがこんなに変わっているのかと、びっくりします。

また、各学校園の取り組みでは、模造紙大かベニヤ板大の大きさにまとめられ
「がんばってるな!!」
と思ってしまいました。
姫路市立のこども園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の取り組みが、一堂に会し、圧巻でした。
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各学校園の取り組みが一目でわかり、子どもたちのいきいきした活動が目に浮かぶようでした。


by himeji-science | 2016-02-22 16:24 | 館外イベント

「ちょっとだけ 文学館」 参加しました

2月20日(土)に開催された姫路きょういくメッセの『ちょっとだけ文学館』に参加しました。

最初に、リニューアル後にどう生まれ変わるかをスライドを交え解説されました。
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姫路城歴史ものがたり回廊や文人の紹介、播磨に特化した文人の紹介などが、深く理解できるようになっているようです。

その後、3つのテーマに分かれ授業が展開されました。
♪キン~コン~カン~コン♪
のチャイムが鳴ると授業の始まりです。
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テーマ①新見南吉「ごんぎつね」、テーマ②夏目漱石 加古川の小学生への手紙、テーマ③『万葉集』と姫路 の3つのテーマで学芸員の方が20分間の授業を行いました。
みなさん熱心に聴かれていました。私も大変興味深く聴かせていただきました。
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会場には、姫路城歴史ものがたり回廊もあり、興味が尽きませんでした。

「播磨国風土記」の展示もあり、その解説を聴きながら、当時の播磨人がどのような暮らしをしていたのか思いを馳せることができました。

現在は、科学館と同じで工事中です。オープンまでまだまだありますが、どんな展示になっているのか、待ち遠しい気分になりました。
文学館がオープンした時は、みなさんも是非行ってみてください。


by himeji-science | 2016-02-22 11:31 | 館外イベント

今年度 最後の天文 ちょっぴり雨 

昨日、今年度最後の移動天文教室を御国野小学校で行いました。
所用で行けなかったので、広畑で空を見上げていましたが、

「ありゃ??」

見る間に雲がかかり、あっという間に月を隠していました。
しばらくして、空をのぞくと、
「おっ!出た」
と思い、三脚とカメラを用意し、外へ出ると、
雨。

「最後なのになんてことだ」
と思いながら、うらめしく空を見上げました。

ちなみに、移動天文教室そのものは、なんとか出来たようです。
子どもと保護者を含めて、200人ぐらいの参加があったようです。
やはり、専門の人の話を聞いたり、操作を教えてもらうと、
「なるほど!」
と思いますね。

来年度も実施しますので、奮って応募してほしいですね。

写真は、上手く撮れませんでしたね。
携帯で摂ろうとしましたが、使い方がよくわからなく、全くだめでした。
「ここ!」
という時にばっちり撮れるよう、練習しないとだめですね。

by himeji-science | 2016-02-17 13:33 | 館外イベント

着々とすすむ 改修工事

改修中の科学館に入ると、工事が急ピッチで進んでいる事が手に取るようにわかります。
その時、その時に所長の村田さんに案内してもらいながら、うろうろ回ります。

工事事務所で
村田「この壁のタイル、今使っているのと同じのが無いんですよ。」
青野「えっ! そこにタイルあったかいな?」
村田「現場で見ましょうか」

こんなやりとりがしょっちゅうあって、実際に現場で色のサンプルを照らし合わせて確認します。
『科学館のことは、すみからすみまで知っている』
と思っていたのですが、
「えっ!そこにタイルあった??」
「えっ!手すりの下のボード、透明やった??」
「あれ?壁の色・・・何色やったかな??」
「床??・・・どんな色やったかな」

すっかり忘れています。
床や壁は、養生しているところが多く、ベニヤ板に隠れていて見えないところが多くなっていますが、現場に行って、わずかな隙間から見て、

『あ~、そうや!!』
と思うことがしばしばです。

講義室に入ってみました。
窓ガラスを「真空ガラス」に代えます。このガラスは、断熱効果が抜群らしいです。
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上の写真の右上のボタンのようなところから空気を抜いて、2枚のガラスの隙間を真空にするようです。下の写真は、ガラスを取り替えたところです。
天井を見ると、天井の板が取り外され、鉄骨がむき出しです。
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村田さんの
「さあ、これをどうおさめていくか、難しいんですよ」
の言葉を聞いて、
『ほんまに、元のようにきれいになるんやろか?』
と、ちょっと「ドキッ」としました。

展望室に上がり、エレベーターの鉄骨(村田所長、苦心の作業)を見ると、鉄骨の回りがモアモアしたもので覆われています。
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「これは、なんですか?」
と聞くと
「耐火被覆(たいかひふく)なんです。火災が起きた場合でも、鉄骨も守るために覆っていて、1時間耐火で25mmの厚みを施しています。」
と話されました。躯体を支える鉄骨を守るためなんですね。
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外にでると、タイルがめくられていました。
新しいタイルを敷くまえに、コンクリートをうつようです。

大規模な工事ですが、村田所長さんは、とても細かいところまで配慮されていて、
「そんな細かいことを所長さんが決めるんですか?」
と聞いたことがあります。

細かい作業の積み重ねで、大きな仕事ができていくことを実感した1日でした。


by himeji-science | 2016-02-10 14:26 | 日常

きのこスライド会 活発に 意見交換

毎年、この時期に科学館を会場にして、兵庫きのこグループによる「スライド会」が行われてきました。
しかし、今年は、科学館が改修工事のため使用することができません。
そこで、会場を自然観察の森に移し、2月7日(日)にスライド会が行われました。

会場には、20名ほどの方が集まり、報告会を行いました。
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自分が採集したもの、調査したものをスライドで紹介し、
ああでもない、こうでもないと色々意見を出し合い、活発な意見交換がなされました。
「これ、新種でしょうね」
なんて言葉も聞かれ、すごい会だなと改めて思いました。

後で聞くと、姫路科学館で行っている、ジュニア学芸員講座に参加している人も発表したようでした。
残念ながら、私は発表の前に帰ってしまったので、聞くことができませんでした。

帰る途中では、自然観察の森の「バードウォッチング」をしている団体に出会いました。
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自然の中で、専門家の方の話を聞ける。これは、知的好奇心がくすぐられとても心地いいものです。
寒い時ではありますが、前もって情報を得て、自然の中に踏み出してはいかがでしょう?


by himeji-science | 2016-02-09 17:41 | イベント

不思議ないきもの 粘菌(ねんきん)

一昨日、たつの市埋蔵文化財センターで開催されている特別展「大上宇市のあしあと」を見てきましたが、宇市が残した膨大な資料の中に『粘菌(ねんきん)』に関する記述が多く残されているようです。
その『粘菌』をとりあげた展示『大上宇市と粘菌展』が、今、姫路市自然観察の森ネイチャーセンター展示室で展示されています。
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粘菌って、不思議な生き物のようで、展示されている解説を紹介します。

『粘菌(変形菌)とは
森にすむ小さくて色とりどりで不思議な生き物。「胞子」という小さなつぶつぶから出てくるのは見えないくらい小さな「粘菌アメーバ」。湿ったところが好きで、細菌などを食べて動き回り、体が分かれて増えていきます。
「粘菌アメーバ」の体の中には核という生命の地図が入っています。性別が違う「粘菌アメーバ」が出会うと、細胞も核も合体して一つの体「接合体」になります。そして、どんどん核を増やして「変形体」という巨大なアメーバになり、動きまわります。』
とパネルに書かれています。

展示室の奥に、間近で見れるように(さわってもいいのかな)展示してありました。
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なんだか、「ほこり」のようで、
『これが粘菌??』
と思い、井内さんに聞こうと思いましたが、調査に出られていて不在ということでした。

移動して微生物を食べる動物的な面を持ちながら、胞子で増えていく菌的な面も持っているようです。
朽木の下や葉の下に生息しているようですが、あまりに小さいので人間の目につかないだけで、ちゃんと生きているんですね。
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展示している写真を見ると、
「あ~、落ち葉の裏にこんなの見たことあるぞ」
と思えるようなものもありました。

自然観察の森で、3月31日(木)まで展示されています。入場無料です。
不思議な粘菌にふれてみませんか
休館日がありますので、行かれる前に、まず、問い合わせてくださいね。


by himeji-science | 2016-02-05 16:24

特別展「大上宇市のあしあと」を見て

昨日、たつの市埋蔵文化財センターでの開催されている特別展『大上宇市のあしあと』を見てきました。
大上氏は、揖保郡香島村(現たつの市新宮町)で生まれ、独学で博物学を学び、多くの功績を残しています。
この展示の挨拶の中で
『宇市の関心は、動植物や鉱物、魚介類をはじめ、農業、医学、薬学など多岐にわたっており、なかでもコヤスノキや新種の陸貝の発見は博物学の発展に大きく貢献しています。』
と書かれています。

実物資料も多く展示されていました。
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植物、鉱物、きのこ、魚、陸貝など自然のもの全てに記録を残しています。
観察した様子が詳細に書かれています。
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資料を見ていて、
『やっぱり、動いているな』
と思いました。とにかく、歩き回って、資料を集めています。
今は、情報がすぐ手に入り、メールで事が過ぎてしまい、デジタルが主流の社会になりましたが、やはり、本物のもつ迫力は違います。
膨大な資料の中から、ごく一部だけの展示ですが、本物の凄みを感じました。
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会場には、貴重な資料とデジタル化したパネルが展示してあります。
ホームページには、「大上宇市デジタル資料」として閲覧できるようになっていますが、その膨大な量にびっくりです。

時間をかけ、一途にものに向かう姿勢に心うたれます。


by himeji-science | 2016-02-04 10:47 | 日常