科学館 感謝感謝の 最終便

3月は異動の月。親しい仲間、同僚との別れの月です。
3年間、館長として勤めてきましたが、今日、3月31日をもって科学館長職を終え、学校に戻ることになりました。それで、このブログも一応終了します。
3年間でブログを505回書いてきました。
難しいことは、わからないし、書けないので、日常のこと、思ったこと、イベントのことなどをつらつら書いてみました。
「館長の言葉にすっきりしました」
と、丁寧なお手紙をいただいたこともあり、書いてよかったと思ったこともあります。
一旦、休憩しますが、新たな再開をお待ちください。

季節ごとにかわっていく科学館は、素敵です。
今、館長室からみる木々の緑やサクラも今まさに開こう、伸びようとしているように見えます。
桜山駐車場から歩きながら、池の向こうに見える科学館はいつ見てもいいですね。
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多くの方に支えられ、館長職を務めることができたことに、感謝感謝です。
一人でも多くの皆様に親しんでいただきたい、どうすれば、お客様に喜んで、来ていただけるかを考えましたが、力が足りませんでした。その分、科学館の職員が精一杯頑張ってくれたと、胸を張っていえます。これからも、科学館の応援よろしくお願いします。

この科学館で学んだことを学校現場で生かしたいと思います。
3年間ありがとうございました。
7月中旬のオープンを楽しみにしていてください。


by himeji-science | 2016-03-31 18:44 | 想い

引越しの ドタバタの中 桜笑み

3月25日に青山小学校から姫路科学館事務所に引っ越してきました。
青山小学校には、本当に感謝感謝です。
もし、青山小学校から「教室もないし、使ってもらっては困る」と言われると、路頭に迷うところでした。快く貸していただいた、校長先生をはじめ先生方ありがとうございました。

さあ、5ヶ月使わせてもらった教室ともお別れです。
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教室は、快適で学校の先生に戻った気分でした。
前日の木曜日には、それぞれが、箱に詰め、お引越しの準備は整いました。

いよいよ引越しが始まりました。
思っていたより、量が多く、時間がかかりましたが、ようやく遅くに搬入が終わりました。
スチール棚が入り、机が並ぶと、
『あ~、こんな感じ、こんな感じ!』
と、古巣に戻った安堵感がありました。
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昨日には、棚に小物や書類が入り、今では、何事もなかったように、皆さん机に向かい、黙々と仕事をしています。
まだ、水が使えなかったり、トイレが使えないなど、不便な面はありますが、仕事の効率は、随分あがりました。
事務所のみの使用となるので、まだまだ外部の方には使っていただくことができませんが、少しずつ、オープンに向けて動いているのを肌で感じる事ができます。

見慣れた風景が戻り、ほっとしています。


by himeji-science | 2016-03-30 16:51 | 日常

あたたかな 陽気に蕾 開を待つ

昨日、科学館に所用で出向き、少し池のほうに行ってみました。
池の横にある大きなサクラが、満開を迎えていました。
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今が見ごろを迎えていますが、少し離れてみると、
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工事現場の様子が写り、
『工事中でも季節は動いているんだな』
と、当たり前ですが、しみじみ思ってしまいました。

館を出て、道端のサクラを撮りました。
前と同じものですが、ずいぶん『開こう』としているのがわかりますね。
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蕾の先が開き始めています。
回りの山々が少し明るく見えるのは、サクラの芽の白さでしょうか。

春はそこまで!
ここ、数日の寒さを抜ければ、一気に春に向かいそうですね。



by himeji-science | 2016-03-24 14:12 | 日常

卒業式 緊張の中 胸をはり

今日、姫路市の小学校では、卒業式が行われました。
青山小学校では、9時30分から式がはじまりました。
今年は、113人の卒業生が式に臨みました。

卒業証書授与では、やはり、どの子も緊張感にあふれ、自分の席に戻ったときの
『ほっ!』
とした感じは、手に取るように伝わってきましたね。
一人ひとりの顔を見ながら、
「この子の6年間は、どんな小学校生活だったんだろう」
「この1年間、何をがんばったんだろう」
「ともだち作りは、上手くいったかな」
「楽しく授業できたかな」
と、色々なことを想像してしまいました。

門出の言葉では、まず、『出発するのです』の迫力満点の群読をしたあと、ひな壇に向かいました。
途中で歌われた『最後のチャイム』は、何度聞いても涙が出てきます。
6年生を担任した時の教室の1コマ1コマが思い出され、当時にタイムスリップして、感傷的になってしまうんでしょうね。

113人の子どもたちが、輝かしい未来に向かって、チャレンジし、羽ばたいていってほしいと心底思いながら、力一杯の拍手で送りました。

卒業、おめでとうございます。
健康に十分きをつけて、中学校生活を送ってくださいねl

by himeji-science | 2016-03-23 15:43 | 日常

高校生 探究活動 意欲的に

昨日、姫路市立姫路高等学校の『探究活動発表会』を見に行きました。
以前、高校の先生とお話をしていて、
『今の高校生は、どんな活動をしているんだろう』
と、関心があったので。
学校に着いた後、会場がわからなかったので、通りがかりの生徒に聞くと
「食堂です。案内します。」
と、わざわざ、食堂の入り口まで案内してくれました。

素晴らしい!!
口で説明するだけではなく、案内してくれるとは、そのことに感動してしまいました。
せっかく案内してくれたのに、時間が遅く、着いた時には発表は終わっていました。

残念!

そこで、担当の太田先生にお話を伺いました。

まず、生徒は、8つのテーマに分かれて研究を深めていきました。
そのテーマは、
①国語班 『理想の告白とは?』
②数学班 『魅力的な比を比べてみた』
③数学班 『人は無重力で生きていけるのか?』
④社会班 『播州弁はなぜ汚いと言われるのか』
⑤理科班 『今生きている動物はなぜ絶滅しなかったのか?』
⑥英語班 『英語教育の改革』
⑦一般教養班『マイナンバーって必要?不必要?』
⑧一般教養班『音楽を聴きながら勉強することは脳にどんな影響を与えるのか?』
で、各テーマ5人ずつです。

テーマは、去年の9月頃決め、修正を加えながら、取り組んでいったようです。ですから、昨日の発表まで、6ヶ月ほどかかったことになりますね(週に1回ほどで、プレゼンの仕方を学んだりしたそうです)。
模造紙にまとめたものを生徒が発表したようで、興味深いテーマもあり、
『聞きたかったな』
と、本当に残念に思いました。
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「彼らが決めたテーマに対して、積極的に取り組んでいました。この積極性が、他の教科に波及することがねらいなんですが・・・」
と、話されました。
また、
「教師が指示しなくても、生徒が自主的に放課後に活動していました。部活の子は、部活と調整しながら、合い間をぬって活動していました。」
とも言われていました。
来年は、個人のテーマで取り組まれるようです。先生方が、生徒一人ひとりと対応していくことになるので、大変な面も多々出てきそうです。
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発表が終わった後も、こうやって、討論をしている姿がありました。

今は、プレゼン力が問われる時代。
生徒が探究したことを堂々と多くの人の前で発表し、その力が多方面に生かされることを大いに期待したいですね。

by himeji-science | 2016-03-18 11:11 | 日常

春が来た いやいやまだまだ 朝冷える

ここ数日、暑いぐらいの陽気となりました。
科学館に寄った帰り道、歩道沿いのサクラを見ると蕾が
『ぐっ』
と膨らんだような気がします。
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上の写真が昨日、下の写真が今日。
ちょっぴり、膨らんだ気がしませんか?
(よ~く見てください。えっ?、変わらない?)

う~ん、膨らんだ気持ちで見てください =*-*=

青山小学校のパンジーにアゲハチョウが来ていました。
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詳しく調べたわけではないのですが、蛹が羽化するのには、温度だけでなく、日照時間も関係しているそうです。
アゲハチョウが、パンジーの蜜を忙しそうに吸っていました。

週間天気予報を見ると、一気に「春」とはいかないようで、まだまだ朝が冷える日があるようですね。


by himeji-science | 2016-03-17 17:28 | 日常

新ネタの 練習思わず アッチッチ

サイエンスショーの新ネタのシナリオや予備実験に取り組んでいます。
オープン後は、すぐに夏休みになり、大勢のお客様が来られるので、「インパクトのある内容で」、ということで花火を使い『燃焼』についての実験を考えています。

昨日、総合教育センターの実験室をお借りして、何種類かの実験をやってみました。
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一番上のは、バーナーの上で、鉄棒をやすりでこすると、落ちた鉄の粉が、『パチパチ』と線香花火のように燃える実験です。画像では、ちょっとわかりにくいですね。

真ん中のは、アルコールを浸したハンカチに火をつけてもハンカチは、焦げない不思議な実験です。炎がかなり高くまで上がるので、床で行っています。

最後は、一番SAの腰がひけていました。
ガスバーナーの前で薬品を溶かしたアルコールを霧吹きで飛ばしているところです。
「ぼわーっ!!」
と炎をあげ、迫力満点でした。
溶かした薬品によって、炎に色が変わります。

このように、次の実験ショーに向けて、びびりながら、腰がひけながら、恐る恐る実験の練習に励む、SAたちでした。

夏を乞うご期待! です。


by himeji-science | 2016-03-16 13:59 | 日常

安富に 響く歓声 サイエンスショー

今日、姫路の北、安富西保育所で『わくわく移動サイエンスショー』を行いました。
予定では、今年度最後の移動サイエンスショーとなりました。

最後は、盛り上がる「空気」
巨大空気砲は、どこへ行っても大人気。
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空気が、輪になって飛んでいく様子がよくわかります。
下の写真は、輪がどう動いているのかわかりやすくするために、荷造り用のテープを細く切り、輪と一緒に飛ばしているところです。

♪大きいことはいいことだ~♪
こんな曲が昔ありましたが、子どもたちにとって、
「よく見える」「迫力がある」「わかりやすい」「すげ~」
と、印象に残ったようですね。
別の園では、先生が、
「作ってみよう!」
と言って、内部の構造をカメラに収めておられました。
参考になれば、幸いです。

空気の流れの力を見てもらうために、こんな実験もいつもしています。
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ブロワーでペットボトルを浮かしたり、発泡スチロールを雪のように降らしたり、みんな大騒ぎでした。


10月から始まった『わくわく移動サイエンスショー』
参加してくれた子どもたちは、約5,500人。
「おもしろかった」「不思議やった」「楽しかった」「わ~」
子どもたちの素直な言葉が、聞かれ、そのまま理科好き、科学好き、実験好きに育ってくれればと願います。

「科学館がオープンしたら、また来てね」
というと
「うん、また、行く!!」
と元気に応えてくれました。   待ってますよ~


by himeji-science | 2016-03-15 17:07 | 館外イベント

万一に 備えて行う 避難訓練

東日本大震災が起きた3月11日(金)。星の子ステーションで大規模な非難訓練が行われました。
姫路西消防署から、大きな梯子車も来て、建物に向かって放水を行いました。この梯子車は、西日本一だとか。
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建物から、人命救助のため、壁をスルスルと降りる訓練や負傷者(と見立てて)を担架で運ぶ訓練も行いました。

近くの青山小学校の児童も参加し、署員の方から話を聞いていました。
また、なかよしホールに来られていた小さい子どもとお母さんも救急車の中を見せてもらい、興味深く話を聞いていました。

訓練の様子を見ながら、隊員のみなさんのきびきびした動きを頼もしく思う反面、梯子車や隊員の方の出番が必要な火災や災害がおきないことを祈りました。

帰りに学校に掲げられた半旗をながめながら、
「愛する家族を亡くされた方にとって、時が解決することはない。私たちの使命は、災害のことを語り継ぐことや」
と深く思いました。


by himeji-science | 2016-03-14 17:27 | 館外イベント

5回目の 3.11に 想う

5回目の3.11がやってきました。

昨夜は、テレビの『風の電話』を見て涙し、今朝は、新聞記事を読み涙しました。

『風の電話』は、岩手県大槌町の海が望める高台に設置された線のつながっていない黒電話で亡き人に話しかける番組でした。ずっと堪えていた思いを吐露する姿に涙が止まりませんでした。

亡くなられた方が15,894人、行方不明の方が2,561人おられる中で、時間は決して解決してくれない。深い悲しみを抱え、懸命に生きておられる方の記事や映像を見るだけで胸が苦しくなり、時折見せる笑顔の後の寂しげな表情に、悲しみの深さを感じます。

阪神淡路大震災の時と違い、復興がなかなか進んでいない現状があるようです。

現地にいない私は、報道でしか情報を得ることができません。

東日本大震災では、津波による被害だけでなく、原発の放射能の問題もあり、なかなか先に進んでいません。
被災地域では、被災地が再び津波にあう可能性があることと原発の放射能の問題から災害危険区域あるいは帰還困難区域に指定され、元あった場所にもどることができない方がたくさんおられます。故郷に帰ることを断念された方もあります。5年たっても、出口の見えない問題に阻まれ、明るい未来が見えない方のことを思うと言葉が見つかりません。

これだけ科学が進んでいるのに、放射能が除去できず、汚染土の仮置き場のための仮置き場を作らなくてはならない悲しい事実がある。
「なんとかならんか!」
と、思う事しかできない自分自身を歯がゆく思います。

被災地から遠く離れた地にいても、少しでも震災のことを知り、我が事として受け止め、考えようと思います。

いまだに17万人以上の方が避難生活を強いられている現実が少しでも解消されることを願いながら、亡くなられた方に手を合わせる1日です。


by himeji-science | 2016-03-11 14:46 | 想い