2009年 02月 26日
理科(科学)教育に想う その1(問題提起)
(1) 子どもたちの科学(理科)離れが進んでいるから。
(2) OECD(経済協力開発機構)によるPISA(国際的な生徒の学習到達度調査)を見ると、国際的に日本は学力が低下しているから。
(3) 地球温暖化をはじめとする地球環境の破壊が進んでいるから。
(4) 環境変化にともない、サーズ・新型鳥インフルエンザ等の様々な難病が生じているから。
等々でしょうか?
でも、何か肝心なことを忘れてはいないでしょうか。何でも揃っている(手に入る)豊かな(?)日本であるにもかかわらず、殺人・自殺・DV・児童虐待・セクシャルハラスメント等、人としてしてはならない残虐な事件が日常茶飯事起きています。これらの事件は、豊かな心(思いやり・自尊感情・命の尊厳・共生など)の欠如に原因があると思います。だから、上記に挙げた(1)~(4)より、豊かな心が欠如しているから「科学(理科)教育の見直しと充実」をしなければならないのではないでしょうか。
今回に引き続き、
27日(金)その2(豊かな心が育たなくなった背景)
28日(土)その3(豊かな心を育てる具体策)
と、3回シリーズで理科(科学)に想う私の考えを述べてみたいと思います。