2015年 04月 01日
新年度 雨に煙る 桜花
昨年のスタートがポカポカ陽気だったので、ちょっと残念です。この、週末も雨模様。お花見を楽しみにされている方も多いと思うので、なんとか天気予報がはずれることを願いたいですね。
さて、新年度が始まり、異動等がありましたが、新しいスタッフで心機一転がんばっていこうと思います。最初に、「全員攻撃、全員守備」と「隣の子、助けてやらんか」と「隣の三尺」の話をしました。
「全員攻撃、全員守備」では、サッカーを例にした話を。むか~しは、FWは点をとる仕事、DFはゴールを守る仕事、ある意味分業的でした。でも今は、DFの攻撃参加、FWからの守備は当たり前、高い身体能力とオールラウンドが要求されます。仕事では、担当だからする、担当じゃないからしないではなく、また、立場が違うからしないではなく、全ての人が科学館のために尽力してほしい話をしました。
「隣の子、助けてやらんか」では、高校の時の古文の先生でサッカー部の顧問もされていた野村先生の話をしました。古文の授業中に私の隣の子が答えられずに困っていることがあり、その時、野村先生が「おい、青。隣の子が困っとんやったら、助けてやらんか」と言われました。仲間を大事にする先生らしい言葉として紹介しました。
「隣の3尺」は、去年も話しましたが、平成元年に当時勤めていた妻鹿小学校の教頭先生から言われた言葉です。両隣3尺(約1m)だけ出しゃばれば、スムースに仕事ができる例えです(詳しくは、去年の4月のブログをご覧ください)。
みんながちょっとだけ出しゃばって、助け合って仕事すれば、みんなが気持ちよく仕事できる。そうすれば、組織に対する帰属意識も高まり、仲間とともにがんばろうと思える。信頼が深まり、もっといい仕事ができる・・・こんな良循環を目指したいと思います。
組織やスタッフが少し変わり、お客様にご迷惑をおかけすることがあると思いますが、しばらくの間、お許しください。
昨日は、お城の三の丸広場は、すごい人出だったようですね。今日は、残念ながら雨のため、ご家族連れで科学館に多く来ていただいています。