2015年 09月 27日
調査研究 作品紹介
入り口の近くには、金賞・銀賞・銅賞・奨励賞の作品が並んでいます。
少し紹介します。
金賞の『たねをきってもめはでるの?~ゴーヤのはつがじっけん~』
面白いのは動機なんです。
6年前のゴーヤのタネと今年のタネがあって、6年前のタネを
父「もうあかんで、すてよ」
私「いややかわいそう。たねはたねだからめが出るよ」
母「じゃあ、ためしてみたら」
からの一部がこわれたタネから芽が出るか話をすると
私「さすがにこれはムリやわ」
姉「うん、そうやな」
母「ためしてみたら」
実際には、たくさん実験・観察をしているんですが、お母さんの
「ためしてみたら」
の言葉に後押しされているんですね。大きな大きなお家の方のサポートですよね。
色々発芽条件を変え、そろえるところはそろえ、実験をし、結果がでるまで1ヶ月かかる根気強い観察でした。
『ヤドカリレーダー 感度良好?』は、
ヤドカリの触覚をレーダーのように使っていることを、様々な実験を通してまとめています。
①水中でのエサの反応時間の結果を表とグラフで表している
⑤広い場所でエサをやるとヤドカリかどう動くかでは、録画した画像を手書きの図に起こしていました。
⑦触覚のないヤドカリはどんな動きをするかでは、ちょっとかわいそうだけど・・・
他の実験でも、とにかくデータ量が多い。
それと、他の作品と大きく違うところは、考察量が、ものすごく多いところですね。
全ての作品を読むことは、大変ですが、面白そうなタイトルや切り口の作品をご覧いただき、子どもたちの熱意を感じとってください。