「やっぱり、自然には、かなわないなぁ・・・」
そんな想いに直面する場面がありました。
特別展「夏のむし・ムシ大集合4」の展示です。
指導主事と話しているときに目にした光景です。
昆虫の展示で、その食草を、どんなに、どんなに、一生懸命世話しても、やっぱり、弱っていきます。かれていきます。
自然園やそのまわりに生えているウマノスズクサなどは、同じ植物なのに~。また、特別これといって世話をしていないけど元気にしているのにぃ~。
やっぱり、自然にはかなわないってことですね・・・
この場面を見て、以前、学校現場に勤めているとき、お世話になった教頭先生が、
「なぁ、松岡君・・・わしが一生懸命、1時間ぐらいかけて植木に水やりしても、半日たったら、カラッカラや・・・でもな、ほんの数分の夕立があった次の日の朝は、まだ、地面がしめっとるんや。草木もなんか、わしがやった時よりも生き生きしとる気がするんや。やっぱり、自然にはかなわへんってことやな。」
と話してくださったのを思い出しました。
生き生きと躍動する自然を、自然以上に創り出すことはできないし、今も、各地で豪雨による災害が続いていますが、それを、止めることも、やっぱりできないですよね・・・
「自然とともに生きる」
このことを、あらためて感じさせられる今日この頃です。