2008年 12月 12日
ASIMO理科授業に参加して
10月28日(火)、「姫路で本物のASIMOといっしょに理科授業に参加する小学校はありませんか。」と明石市立天文科学館から姫路科学館に問い合わせがあり、科学館に隣接する姫路市立青山小学校に呼びかけたところ、「ぜひ参加したい。」と快諾をいただき今回の参加となりました。これからの科学館におけるロボット関連事業にきっと活かせることがあると考え、指導主事と私の2名が青山小学校6年児童(137名と引率教師5名)に帯同しました。
この授業を見るまで「きっと未来科学館のスタッフが授業をするんだろうな。」と思っていたのですが、行ってびっくりでした。明石市立天文科学館の指導主事の方が、最初から最後まで授業をしてくださったんです。先日、この指導主事の方と姫路科学館で話をしたんですが、「実は私、ロボットのことについてはこちらの科学館の吉岡さんにいろいろとレクチャーしていただいたんですよ。それまで人間とロボットと何が違うのかも分かっていなかったんですよ。」とのことでした。それが当日、見事にASIMOといっしょに授業を展開するんですよ。「姫路科学館の職員もうかうかできないな。ひょっとしたら負けているのでは・・・・。」と、衝撃を覚えました。
この写真は、ASIMOに語りかけながら、ASIMOが青山小学校の児童にボールをキックしているところです。ASIMOの性能の素晴らしさ以上にこの指導主事の見事さに感心しました。
でも、姫路科学館でもこの授業に負けないロボット授業を行ってみせます。ほんのしばらくお待ち下さい。